21年6月にベルトを獲得し、4年以上の長期政権を築いてきたサトシ。練習拠点の静岡に近い名古屋での試合はベルトを巻く直前の21年3月以来となり、王者として初の凱旋で挑戦者・堀江圭功との防衛戦を迎える。
この日で一番の歓声で迎えられたサトシは、盟友クレベル・コイケとのスパーリングで代名詞であるキレキレの寝技を次々と披露。最近の試合は寝技だけでなく、打撃で相手を圧倒して寝技に持ち込む、もしくはそのままKO勝利という進化を見せていた絶対王者は、堀江に対して「1ラウンドのスピードが早いから気をつけるけど、面白い試合を見せたい」と意気込み、フィニッシュについては「KOかな」と宣言した。
公開練習にはフライ級GP2回戦に進出した元谷友貴をはじめ、高木凌、三宅輝砂、芳賀ビラル海、金田一孝介、冨澤大智、梅野源治、大和哲也、奥山貴大、さらにオープニングファイトに出場する選手たちが参加した。