ABEMA『格闘代理戦争』で注目を集めた冨澤は、Krushを経てBreakingDownに活躍の場を移し、2023年大みそかにRIZIN初参戦するもキックルールで篠塚辰樹に判定負け。1年後の24年大みそかはMMAルールで三浦孝太を撃破しRIZIN初勝利を飾った。連勝を狙った今年5月の『RIZIN男祭り』ではキャリアに勝るアーセン山本に一本負けし、今回が再起戦となる。
8月に行われた対戦カード発表会見では、欠席した平本が初参戦の未知の外国人のようなコメントを寄せたことに対して、冨澤は不快感をあらわにしていた。この日も自分だけの参加となったことについて「来る来ないは彼の勝手なんですけど、彼がその立場で会見や公開練習も来ないで、負けたらRIZINに出られなくなるのは分かってるよね?それくらいのリスクは背負ってるんでしょ?」と穏やかな口調ながらも強く批判した。
公開練習では、同じジムで練習する“ムエタイのレジェンド”梅野源治とのスパーリングで、逆にムエタイの強さを感じさせる首相撲で梅野を転がしまくった冨澤。「首相撲は面白いなと思って。ムエタイの技術をMMAにも生かせそうなので、同じジムには梅野さんというムエタイの至宝がいるので、学べるところは全部学ばせてもらっています」と新たな武器をアピールした。
公開練習にはライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ、フライ級GP2回戦に進出した元谷友貴をはじめ、高木凌、三宅輝砂、芳賀ビラル海、金田一孝介、梅野源治、大和哲也、奥山貴大、さらにオープニングファイトに出場する選手たちが参加した。