オープニングを飾ったのは、デビュー40周年を迎えたSHOW-YA。sun-go(ギター)のメタリックなリフで幕を開けた「私は嵐」から「TROUBLE」「BATTLE EXPRESS」と重厚なリズムとキレのあるパフォーマンスを展開し、リーダー・寺田恵子(ボーカル)の「今日は地獄のフェス!うちらは地獄?それともエンジェル?(笑)」というMCのもと、代表曲「限界LOVERS」、NEMOPHILA・むらたたむ(ドラム)推薦の「FAIRY」まで全5曲を一気に披露した。
続くRiLは、SHUSEI(ボーカル/ギター)とKAZU(ドラム)による2ピースバンドならではのセットアップで登場。ガレージやグランジ、ブルースなどを融合させた独自の“NEO TOKIO SOUND”を轟かせ、「NEO TOKIO」「SKULL HELLS MOTORCYCLE」などをパフォーマンス。MCでは「NEMOPHILAありがとう!ホントに楽しいっす。爆発して帰ってねー!」と語り、ラストはNEMOPHILA・ハラグチサン(ベース)推薦の「ONESTAR」で締めくくった。
3組目は、メタルコア/デスコアを基軸とするNOCTURNAL BLOODLUST。1曲目「DESPERATE」から高速ツーバスやツインギターが炸裂し、「銃創」「A Day To Re:member」などを通して圧倒的な音圧を展開。MCでは尋(ボーカル)が「葉月ちゃんが動画で弾いてくれたこの曲をやらずに終わるわけにはいかないのでやります!」と語り、「Kingdom」を披露。ラストは「Cremation」で会場にモッシュとダイブの渦を巻き起こした。
トリを務めたNEMOPHILAは、「OSKR」でスタート。
その言葉どおり、21日に配信リリースされたばかりの新曲「開花宣言」をライブ初披露。「BRAINWASH」「OIRAN」と怒涛の展開で本編を締めくくった。「OIRAN」では和的ビートを奏でるハラグチサンのベースソロと、葉月の耽美的なギターソロが展開され、艶やかなフォーメーションとともに会場の熱気は最高潮に達した。
ラストは出演者全員が再登場しての記念撮影。mayuは「誰かと一緒に何かを作り上げることの難しさも勉強になった」と語り、バンドとしてのさらなる進化を誓った。