劇場版『チェンソーマン レゼ篇』エンディング・テーマで、米津玄師宇多田ヒカルのコラボが話題となっている「JANE DOE」(ジェーン ドウ)のミュージックビデオ(MV)が23日公開された。

 同曲は、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』エンディング・テーマとして、米津玄師が作詞・作曲を手がけ、宇多田ヒカルを歌唱で迎えたデュエットソング。22日に配信リリースされ、各配信サイトで軒並み1位を獲得しするなど、映画とともに大きな話題となっている。

 今回のミュージックビデオは、全身黒の衣装に身を包んだ2人が、駅のホームを舞台にベンチを隔ててすわるシーンが印象的な映像となっている。それぞれ行き先の違う同士が、途中乗車と途中下車の、ほんのわずかな瞬間だけ交錯する駅のホーム。次の電車を待つ間、たまたま同じベンチに座った2人が、目に見えない大きな円のように、互いにほのかな重力を及ぼし合う物語となった。

 監督は、米津玄師「Lemon」「馬と鹿」「さよーならまたいつか!」などのMVをはじめ、宇多田ヒカル「Mine or Yours」「何色でもない花」「Gold ~また逢う日まで~」などのMV、また昨年行われた「SCIENCE FICTION TOUR 2024」の演出も手がけている、映像作家・映画監督の山田智和氏が手がけた。

■「JANE DOE」Music Video監督 山田智和氏コメント
私たちは宇宙の暗闇のなかで、互いにほのかな重力を及ぼし合いながらくるくると回り続ける。触れ合えるくらいの近くにいても、私たちはみんな別の星。それぞれの回転を持ち、それぞれの夜を見る。これはまさに銀河の衝突。光とも闇ともつかない場所の、永遠のような一瞬。

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