ロックバンド・BIGMAMAでバイオリンほかを担当する東出真緒が、しばらくの間バンドの活動を離れ、休養に入ることが明らかとなった。23日、バンドの公式サイトおよび本人のSNSにて発表された。


 東出本人からの申し出を受け、メンバーおよびスタッフで話し合いのうえ、休養に専念することが決定。5人編成でのライブを楽しみにしていたファンに対しては、「心よりお詫び申し上げます」と謝意が述べられている。

 なお、現在発表されているBIGMAMA主催のツアーについては、希望者を対象にチケットの払い戻しを実施予定。詳細は後日案内される。公演自体は、東出を除く4人にサポートミュージシャンやゲストアーティストを迎える形で継続される予定で、「4ピースの硬派なロックバンドとして、この状況を更なる熱量に変えて、ステージをお届けできるよう準備してまいります」としている。

 BIGMAMAは来年、デビュー20周年の節目を迎える。メンバーは「その節目には、本人が万全な状態で戻ってきてもらえることを、今は心より願っております」と東出の復帰を願うコメントを寄せた。

 あわせて東出本人からもコメントが発表され、「突然の休養期間となり、ご心配をおかけするとは思いますが、復帰まで、温かく見守っていただけますと幸いです」とファンへの感謝とともに理解を呼びかけた。休養中も4人のメンバーが新たなBIGMAMAの魅力を届けてくれると信頼を寄せつつ、「20周年には元気な姿で皆様とお会いできるよう、今はしっかりとお休みをさせていただきます」とメッセージを締めくくっている。

 BIGMAMAは、金井政人、柿沼広也、安井英人、東出、Bucket Banquet Bisからなるロックバンド。2002年に東京・八王子で結成され、メンバーチェンジを経て現在の編成となった。今年9月20日にボーカル&ギターの金井が緑黄色社会のボーカル・長屋晴子との結婚を発表し、大きな注目を集めた。
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