同作は谷口菜津子氏の同名漫画(ぶんか社)を原作に、「料理」をきっかけに男女の価値観や“当たり前”を見直していく再生ロマンスコメディ。恋人のために料理を作り続け自分を見失った山岸鮎美(夏帆)と、「料理は女が作るもの」と思い込む亭主関白な海老原勝男(竹内涼真)が、別れを経て成長していく姿を描く。
竹内涼真が演じる海老原勝男は、令和の時代には少し珍しい「料理は女が作って当たり前!」と思っている男。勝男は鮎美の手料理に対しなにかと一言多いが、悪気はなく鮎美のためを想って言っている。自分は完璧と信じて疑わない自信家で、鮎美に完璧なプロポーズをするが……彼女の返事はまさかの「無理」。順調だったはずの二人だが、鮎美のその返事の意味とは……