同作は、米国で初日だけで270万枚(フィジカル+デジタル)を売り上げ、翌日には300万枚を突破。今年の全米における最大セールスを記録しただけでなく、全米音楽史上最速で300万枚を達成した。
Apple Musicでは、今年最大の初日ストリーミングを記録。日本を含む121の国と地域で、Apple Musicのトップアルバムチャート総合1位を獲得した。また、Spotifyのグローバルチャートでは1位から12位までの上位をすべて新作収録曲が独占。Amazon Musicでも史上最大の初日ストリーミング記録を打ち立て、アナログレコードの販売も21世紀最速で100万枚を突破した。
収録曲「The Fate of Ophelia」は、Spotifyで初日3098万再生を記録。自身が持つ「Fortnight」の初日再生記録(2520万回)を上回り、Spotify史上最大の初日ストリーミングを更新した。Apple MusicおよびAmazon Musicでも、今年最大の初日ストリーミング再生数を記録し、iTunes Storeでは配信初日に今年最多のダウンロード数を記録している。
さらに、アルバムのリリースに合わせて開催された特別上映イベント『The Official Release Party of a Showgirl』は、3日間限定で北米(米国・カナダ)にて公開され、約3300万ドル(約49億5000万円)の興行収入を記録。興行収入でも初登場1位を獲得する結果となった。
きょう午前8時には、「The Fate of Ophelia」のミュージックビデオがYouTubeでプレミア公開された。監督はテイラー本人、撮影監督は映画『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ブロークバック・マウンテン』などで知られるアカデミー賞ノミネートのロドリゴ・プリエトが務めた。プリエトはこれまでも「Fortnight」や「Cardigan」など、テイラーのビデオでカメラを手がけている。
同作は、シェイクスピアの『ハムレット』をモチーフに、悲劇的な最期を迎えたオフィーリアに新たな結末を与えた1曲。「Love Story」でロミオとジュリエットをハッピーエンドに導いたように、テイラーならではの解釈でオフィーリアを“救う”ストーリーが描かれている。
数々の記録を塗り替え、“音楽史を更新し続ける存在”としての地位を再び証明したテイラー・スウィフト。その勢いは、まだしばらく止まりそうにない。
■テイラー・スウィフト ミュージックビデオに対するコメント
「The Fate of Ophelia」のミュージックビデオの構想、リハーサル、監督、撮影を務められたことは、まさに人生で最高のスリルでした。なぜなら、『The Eras Tour』のファミリーのみんなと再会できたからです!
各シーンをワンテイクで撮ることで、“まるでライブパフォーマンスを見ているような臨場感”を感じてもらいたかったから。そして、あのツアーで一緒に過ごした時間の感覚を、もう一度みんなで思い出したかったのです。
一瞬一瞬を大切に積み重ねていく。
この映像は、ショービジネスという混沌とした世界をめぐる旅でもあります。
ロドリゴ・プリエト、イーサン・トブマン、マンディ・ムーアと一緒にこのビジュアルを作り上げることができて、本当に幸せでした。
そして、この大人数のキャストのみんなへ心からの感謝を。
彼らは100%の力で演じきってくれただけでなく、このビデオの存在そのものを秘密にしてくれていたのです。