ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイと、日本ミュージカル界のヒットメーカー・小池修一郎氏がタッグを組み、14年に帝国劇場で世界初演を迎え、17年に再演。そして20年にはスイスでの上演を果たし、26年の上演が決定した。
今回、主人公のレイディ・ベス役を乃木坂46の奥田いろはと俳優・小南満佑子がWキャストで務める。『1789 -バスティーユの恋人たち-』(以下、『1789』)ではヒロインのオランプ役を清楚で芯のある演技と歌唱で務め上げた奥田と、『レ・ミゼラブル』のコゼット役や『ラブ・ネ バー・ダイ』のメグ・ジリー役などの大役を抜群の歌唱力で演じ着実に実績を重ねている小南が演じる。
吟遊詩人ロビン役には『HERO』でシアタークリエ初主演を果たした有澤樟太郎と、『1789』で主演ロナンを演じた手島章斗。メアリー・チューダー役にはお笑いタレントの丸山礼と、元宝塚歌劇団の有沙瞳が名を連ねる。さらに、スペイン王太子フェリペ役を内海啓貴と松島勇之介がWキャストで務め、シモン・ルナール役に高橋健介、ガーディナー司教役に津田英佑、キャット・アシュリー役に吉沢梨絵、アン・ブーリン役に凪七瑠海、ロジャー・アスカム役を山口祐一郎と石川禅がWキャストで演じるなど、豪華キャストが集結した。
東京公演は26年2月9日から3月27日まで日生劇場にて上演。チケットは1月10日より一般発売が開始される。その後、4月に福岡・博多座、5月に愛知・御園座へと巡演予定。
【ストーリー】
16世紀イギリス。ベスは国王ヘンリー8世の娘にも関わらず、母が反逆罪の汚名を着せられ処刑されたため、片田舎で家庭教師達と共に勉学に勤しみながらひっそりと暮らしていた。