本作は、正反対の人生を歩んできた2人の女性が、“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことからはじまるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。
川栄が演じる日高茉海恵は、元ヤンキーでベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長。抜群のコミュ力を持ち、人望が厚く、自らが広告塔となり自社の商品「虹汁」を大バズりさせた。その一方、非公表の娘・いろはをひとりで育てるシングルマザーでもある。いろはの小学校受験に向け、圧倒的な学力と知性を持つ薫に“フェイクマミー(ニセママ)”契約を持ちかける…という役柄だ。
劇中の娘・いろはと同じ「6歳の子ども」を持つ川栄は、演じる茉海恵と重なる部分が多いようだ。「私も実際に仕事をやりながら子育てをしているんですけど、やっぱり子育てを100%ではできなくて、それこそ自分のお母さんだったり、シッターさんに頼んだり、そういうことが増える中で、どうしても家族の時間を犠牲にしてしまっているなって最初はすごく思っていました」と回想した。
それでも「私はポジティブなので、お母さんやシッターさん、いろんな人の愛情が子どもにいけばいいやって。
会見にはそのほか、波瑠、向井康二(Snow Man)、中村蒼、野呂佳代、池村碧彩、田中みな実が出席し、作風にちなんだ“なりすまし記者”としてダイアン・津田篤宏も駆けつけた。