本作は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキ(高石)がつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。
■第12回のあらすじ
トキ(高石あかり)が働く機織り工場が、景気悪化で資金難に。社長であり親戚の雨清水傳(堤真一)が金策に繰り出し、その間、雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)が社長代理を務めることになった。トキやチヨ(倉沢杏菜)、せん(安達木乃)、女工たちにも不安が広がっていく。一方、松野家では勘右衛門(小日向文世)による銀二郎(寛一郎)への跡取り教育が過熱していた。そんなある日、金策中の傳が倒れてしまう。