元カノから娘を預けられた、接骨院を営む千石哲(松島)と、妻と離婚し息子を引き取った漫画編集者の晴海昌弘(白洲)。シングルファーザーとして子育てに奮闘することになった2人は、慣れない生活を助け合うべく、ルームシェアを選択する。“父、父、娘、息子”の4人で始まった共同生活は、波乱&困惑の連続。日々奮闘しながらも成長を重ねていく父と子どもたちの、「新しい家族のカタチ」を描くハートフルな物語。
第3話では、千石がなぜ接骨院を営んでいるのか、その知られざる過去が明らかに。バイトの面接にやってきた阿久津をひとまず雇ってはみたものの、「ジェネレーションギャップ」という言葉では片付けられないほどの価値観の違いに、千石は戸惑う毎日。しかも、ある日ミスを咎めたことがきっかけで阿久津は「じゃあクビでいいです」と、そのまま出ていってしまう。
「やっぱ人を育てるとか、向いてない」と、諦め顔の千石だが、晴海とともに訪れた師匠・杉田(田中要次)の家で昔の自分を思い出し…。果たして千石の過去とは。そして千石はもう一度、阿久津に歩み寄ることができるのか。
猪俣は「まだ千石と出会って間もないので、何をしたいのかとか、定まっていない感じの阿久津です。
今作がドラマ初出演となる猪俣について、囲み取材会で「初めてとは思えないくらい度胸がある。掛け合いをするシーンで怒ったり、喜んだり、と感情が乱れるところでも、しっかりと目を見てセリフを言ってくれて、いい意味で緊張感も伝わってこなかった」と語っていた松島。「さすがタイプロを抜けてきただけある。心強いです」と、猪俣のドラマデビューを絶賛していた。
そんな松島と芝居をした猪俣は「初めての掛け合いのお芝居が(松島)聡くんでよかった。やっぱりちょっと緊張はしていたんですけど、聡くんがいることで安心でき、のびのび演技ができました」と手応えをみせている。
■第3話あらすじ
日々の子育てに加え、日中は接骨院経営、と忙しく過ごす千石哲――子育てには何かとお金がかかることを実感し、接骨院のアルバイトを募集することに。
そこに、金髪ピアスの青年・阿久津竜也が面接にやってくる。明るく人当たりのいい阿久津を採用してみたものの、「ジェネレーションギャップ」という言葉では片付けられないほどの価値観の違いに戸惑う毎日。文句を言いながらも阿久津を見守っていた千石だったが、ある日ミスを咎めたことがきっかけで阿久津は「じゃあクビでいいです」と出ていってしまう。
「やっぱ人を育てるとか、向いてない」と、人を雇うことに諦め顔の千石に、晴海昌弘は何か言いたげな様子で…?
その週末、晴海と愛梨(棚橋乃望)、清一郎(櫻)と連れ立ち、千石は“師匠”である杉田公平の家へお線香をあげに向かう。
ハンバーグを食べ、お腹いっぱいになった千石は、阿久津への思いをあらためて口に。すると、貴美子、そして晴海からも思いがけない話が語られ…。