同イベントは、日本テレビホールディングス、講談社の協力による日本オリジナルの読み聞かせプログラムで、病気と向き合うこどもたちや家族に、物語を通じて癒しや勇気を届けることを目的としたもの。
当日は、日本テレビの水卜麻美アナウンサー、北脇太基アナウンサー、そして元アナウンサーで絵本専門士の杉上佐智枝氏が参加。講談社のディズニーゴールド絵本『くまのプーさん』『モアナと伝説の海』『ミッキーのさがしもの』の3冊を使用し、臨場感あふれる朗読を披露した。
特に『ミッキーのさがしもの』では、ミッキーがなくしてしまった物を一緒に探す“体験型”の演出が行われ、こどもたちからは「傘はどこかな?」「あ、紙袋を見つけたよ!」などの声が飛び交った。
そして、こどもたちがミッキーの探しものをすべて見つけると、なんとミッキーマウスがサプライズ登場。こどもたちは立ち上がって手を振り、歓声を上げるなど大喜び。イベント後、「ミッキーに会えてうれしかった!」「モアナが大好きなので大きな絵本が面白かった」など、こどもたちの心に残るひと時となった。こどもたちの様子を見守っていた家族からも、「大好きなミッキーに会えて喜んでいる様子や、とびきりの笑顔が見られてうれしい気持ちになった」といった感想が寄せられた。
看護科長の石井奈穂子氏は、「ミッキーの訪問は、こどもたちにはもちろん、病院スタッフにも大きな勇気と元気を与えてくれました。リハビリや治療で日々大変な思いをしているこどもたちにとって、今回のようなイベントはとても刺激的で楽しい思い出になったと思いますし、笑顔が見えて私たちもとてもうれしい気持ちになりました」と感謝を述べた。
この日はプレイルームや病室でも、年齢や関心に合わせた絵本の読み聞かせが実施され、講談社の編集者やディズニーボランティアが朗読を担当。また、『リロ&スティッチ』『ズートピア』などを含む約60冊のディズニー絵本が同センターに寄贈された。
読み聞かせを担当した水卜アナウンサーは、「短い時間ではありましたが、とても楽しく夢のような時間でした。
「Disneyストーリータイム」は、初回は2024年12月に国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)にて、2回目は今年6月に静岡県立こども病院(静岡県)にて開催され、今回が3回目。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの久光真理子氏は、「ミッキーマウスとのふれあいや、絵本の世界に夢中になるこどもたちの笑顔は、私たちにとって何よりの励みです。今後も、地域社会に寄り添いながら、ポジティブな貢献をする活動を続けてまいります」とコメントしている。

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