声優の梶裕貴、岡本信彦、森田成一、浪川大輔が、朗読劇『足跡』に出演。12月12日午後7時から、配信プラットフォーム「PARADE」で無観客・世界同時オンラインで生配信される。
主催はBoHeMi@n。本作は、最先端のVFX技術と実力派声優陣によって“心の奥底”を描く、一夜限りの没入型朗読劇となる。

 同公演は「VFX朗読劇」として実施される。最新の映像技術を駆使し、劇場では体験できない幻想的な演出で、視聴者が自らカメラアングルを切り替えられる「マルチアングル機能」や、海外視聴者向けの「英語字幕同時表示」、さらに世界中の観客が感情を共有できる「コメント機能」など、配信ならではの仕掛けが導入される。

 物語は、現代社会で心の葛藤を抱える若者をテーマにしたオリジナル脚本。原作者の安楽が自身の経験をもとに執筆し、強迫性障害や対人恐怖症といった心のテーマを“障害”ではなく“個性”として描く。物語は主人公・今村と心理カウンセラーとの対話から始まり、謎の男・幸男の登場によって意外な展開を迎える。「心の“傷跡”は、やがて“足跡”になる」というメッセージが込められている。

 主催の室屋翔平代表は、「デジタルとアナログの融合で、よりリアルに“心の動き”を届けたい。劇場公演でなく完全無観客の生配信に特化することで、世界中どこにいても演劇を楽しめる世界を目指す」とコメントしている。

 出演する4人の声優が、それぞれの表現力で登場人物たちの繊細な心理を描き出す。朗読劇終了後には、出演者によるアフタートークも予定されており、演じ終えた直後の心境を語る貴重な時間となる。


 チケットの先行販売は11月10日正午からPARADE内でスタート。料金は未定で、詳細は同作の特設サイトにて発表される予定。アーカイブ配信の有無も後日案内される。

 最新情報はPARADE公式SNS(X、インスタグラム、TikTok)で随時更新される。ハッシュタグは「#朗読劇足跡」「#Ashiato」「#PARADE配信」「#VFX朗読劇」。

 VFXと声優表現が融合する“朗読劇の新時代”を掲げる『足跡』。デジタルの力で心の物語を世界に届ける試みが、どのような舞台体験を生み出すのか注目される。

■公演概要
・作品名:朗読劇『足跡』
・配信日時:2025年12月12日(金)午後7時開始(予定)
・公演形式:完全無観客・オンライン独占生配信(1回限り)
・出演:梶裕貴、岡本信彦、森田成一、浪川大輔
 脚本・原作:安楽
 主催:BoHeMi@n
・視聴プラットフォーム:PARADE(パレード)
・音声・字幕:日本語音声+英語字幕(同時表示)
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