同作は、特撮番組の脚本執筆やUMA(未確認生物)研究家としても活躍している中沢健氏の作家デビュー恋愛小説『初恋芸人』(小学館/ガガガ文庫)の映画化。2016年にはテレビドラマ化。25年8月から小学館のオリジナルコミックアプリ「マンガワン」でもこやま仁氏によるコミカライズの連載がスタートした。原は本作の主人公となる、売れないピン芸人・佐藤賢治を演じた。
――“売れない芸人”役の表現で心がけたことはありますか?
自信がない部分、コミュニケーションが上手くない部分については、目を直接見て話ができないとか、自信のない歩き方をするとか。あとは何か嘘をつくときに瞬きが多くなる感じを意識しましたね。
漫才面で言うと、もうひたすら練習でしたね。ハニトラ梅木さんが漫才やる相手だったので「多分賢治はこういう間の取り方はしないんだと思う」というアドバイスを叩き込みました。するとちょっとずつ賢治の感覚がわかってきて、本来のやるべきことの逆に行くということを計算してやりました。
――映画初主演は原さんのキャリアにおいても重要な経験だったと思います。この経験がどのようにグループ活動に還元されると考えていますか?
映画の真ん中を張るのは初めてでした。
撮影は1年半前くらいで、俳優として1本でやっていくって覚悟もしていた時期でした。でもこうやってtimeleszのメンバーになれたことで、おそらく本来より何倍ものお客さんに届けられる作品になったことはうれしいなと思います。
――俳優としてこれまで多くの作品に出ている中で、俳優として心がけていること、またほかの俳優さんからの言葉で大切にしていることなどはありますか?
役者をやる上で、その場に存在する、生きるということを目標にしています。映像作品は特に、その日初めての役者さんと会話しなきゃいけない状況。僕は舞台畑だったので、1ヶ月稽古はできたのに、(映像作品は)相手の出方も分からないまま役を作って現場に持っていかないといけず、まだ慣れない部分がありました。
そんな中、舞台で一緒だった歌舞伎俳優の尾上松也さんに「もっと自由にやってみれば」と言っていただいたことがあって、その言葉はすごく印象に残っています。仲間たちからの刺激を受けて、まだまだ成長したいなと思っています。
――(ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭での)ベル・アクトル賞の受賞、トロフィーを手にしてみてどんな心境ですか?
ずっしりしていましたね。グループ活動を通していただいたトロフィーはあるんですけど、自分に向けての賞は初めてだったので特別な感じがしました。評価してくださった方がいるということは自信につながりますし、役と向き合い、キャストの皆さんで作り上げた時間が凝縮されている感じがして。しっかりと家に飾ります。
――目標にされている人物像はありますか?
松岡昌宏くんです。共演もさせていただいていますし、たまにプライベートでもお世話になっているので。等身大で、やっぱりかっこいいなと思います。キャラとかではなくてやっぱり男気がすごい。みんなが“兄貴”って慕いたくなる存在で、すごく憧れますね。
舞台で共演させていただいたのが4年前くらい。その時くらいから「コンサートとか出たいんです」って相談していたんです。その時は俳優一本だったので、今思えば唯一、弱みを見せることができた先輩でしたね。
![【Amazon.co.jp限定】温泉シャーク【Blu-ray】「湯呑」付コレクション(オリジナル特典:ロッカーキー風アクリルキーホルダー 付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/5105bIK3vVL._SL500_.jpg)
![オッペンハイマー 4K Ultra HD+ブルーレイ(ボーナスブルーレイ付)[4K ULTRA HD + Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51H-qygmyaL._SL500_.jpg)

![【メーカー特典あり】言えない秘密 Blu-rayコレクターズ・エディション(2枚組)(A4サイズクリアファイル付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/41j553zPZGL._SL500_.jpg)
![男はつらいよ 4K ULTRA HD Blu-ray (数量限定生産) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51KXWYlFAUL._SL500_.jpg)





