「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」開幕
（左から）大村秀章愛知県知事、オーブリー・ミンツ氏、井上伸一郎フェスティバル・ディレクター、塩田周三氏 画像（1枚）
　愛知県名古屋市で「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」（通称：ANIAFF）が12日、開幕。初日にミッドランドスクエア シネマで行われた開会式（オープニングセレモニー）では、井上伸一郎フェスティバル・ディレクターが、「この名古屋の地で最先端の世界のアニメ映画を見ることができます」と、開幕を宣言した。


　ゲストとして大村秀章愛知県知事が登壇し、「愛知県で国際的な映画祭が開催され、世界中の皆様とアニメーションの持つ多様な魅力や無限の可能性を分かち合えることを大変うれしく思っております。この映画祭が皆様にとって忘れられない時間となり、愛知・名古屋から世界へこのアニメーション文化の魅力がさらに広がっていくことを、心から願っています」と期待を寄せた。

　さらに、姉妹都市であるイタリア・トリノを訪問中の広沢一郎名古屋市長に代わって、松雄俊憲名古屋市副市長が「この映画祭を通して、世界中の皆様が『アニメを見るなら名古屋』と言っていただけるようになれば、これ以上うれしいことはありません。この映画祭がアニメーションを愛するすべての人々にとって、かけがえのない出会いと感動の場となりますよう願っております」とあいさつした。

　開会式には、国際コンペティション部門の審査員を務めるオーブリー・ミンツ氏と塩田周三氏も出席した。

　同映画祭の会期は17日まで。市内のミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドスクエア シネマ２、１０９シネマズ名古屋を中核とした上映施設や名古屋モード学園＆HAL名古屋などで国際コンペティション、ニューウェーブなど全6部門の作品が上映されるほか、トークイベントやワークショップ、シンポジウムなども開催される。
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