本作を手がけた萩原健太郎監督とは、2024年公開の映画『ブルー・ピリオド』以来、約2年ぶりの再タッグ。監督からの直々のオファーを快諾した。
眞栄田は撮影について「萩原監督がアクションを撮るのを見るのが初めてで新鮮でした。やっぱりアクションにもこだわりがあって。現場もアットホームですし、制作の各部署もこだわりをもってやっている現場だな、と思いました」と振り返る。台本を読んだ際には「人のために闘う姿がすごくカッコいい」と語り、同作のテーマに深く共鳴したという。
劇中ではせりふのない役ながら、「防風鈴はケンカが好きで闘っているのではなく、“誰かが傷ついているから” “自分に迫ってくるから”闘う。そういう意思のもと、小さな間やちょっとしたお芝居を意識して演じました」と、細かな役づくりをしていたことを明かした。「楡井にとってカッコいい憧れの人物なので、とにかくカッコよく」と話していたとおり、背中で語るカッコいい人物を見事に演じ切った。
また、自身の“ヒーロー像”については、「僕のヒーローは、“未来の自分”かな、といつも思っています。というのも、未来の自分をすごくよく妄想して、それをヒーローとした時に“今、やっぱり頑張らないとな。
そんな眞栄田の登場シーンは、“風”のように一瞬で空気をさらう圧巻の仕上がりとなっている。
■伝説の風鈴生徒役:眞栄田郷敦のコメント(全文)
萩原監督がアクションを撮っているのが初めてだったのですごく新鮮で、やっぱりアクションになってもこだわりがあって。現場もアットホームですし、制作の各部署もこだわりをもってやっている現場だな、と思いました。もっともっと一緒に撮影したいです。
台本を読んで感じたのは、みんなカッコいいですよね。人の為に闘う姿がすごくカッコいいなと。アニメも知っていますが、萩原組のチームがどう実写化・表現するのか、すごく楽しみです。
アクションシーンは、防風鈴はケンカが好きで闘っているのではなく、“誰かが傷ついているから”“自分に迫ってくるから”闘う。そういう意思のもと、小さな間やちょっとしたお芝居を意識して演じました。楡井にとってカッコいい憧れの人物なので、とにかくカッコよく決めたいという意識で。
楡井にとってのヒーローを演じましたが、僕のヒーローは、“未来の自分”かな、といつも思っています。
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