作中のさまざまなシーンで登場する“竜”の存在について、MCを務めた日本テレビ・田辺大智アナウンサーが質問すると、細田監督は「僕が答えを知っているわけじゃなくて、観てくださったみなさんの…田辺さんはどう思います?」とまさかの逆質問。田辺アナが竜は抗えない存在であり、「自分たちがどう立ち向かっていう、絶対的な存在として描かれているのでは」と返答すると、細田監督は「さすがアドリブがきく。お見事」とにっこり。
続く岡田は「監督と過ごす時間もすごい多くて、たくさんいろんなことを聞いてきて、まだ1つ聞けてなかったことがたしかにあって」と切り出し、「タイトルって大事じゃないですか。もちろん“果てしない場所”という意味もありますけど、たくさんある中でこの1つを選ばれたのはどういうところで選ばれたのか」と質問した。監督は「たしかにその話を岡田くんとはしてなかったよね」とし、「これは見る人によって、タイトルの意味が違って見えるんじゃないかと思って、この映画を観てくださった方が受け取った気持ちによって変化するだろうという」と語った。
続けて「果てしなくっていうのは、まだまだ遠いとも言えるし、探求は続くみたいな、ポジティブな意味もあるし、まだまだ遠いけれども、まだまだ頑張ろうという意味にもとれる。観た人がその中でタイトルの意味をかみ締めていただけたらいいなと思うんだけど…」と解説した上で、「岡田くんはこのタイトルにどんな意味が(あると思う?)」と再び逆質問。
岡田は「そんな返しがあると思わなかった」と焦りつつも、「僕の感覚だと“ずっと老い続けられる場所”っていうプラスのイメージだった。スカーレットに対しての思いがふくらんでいくのもこのタイトルから僕は受け取れて、すごく素敵だなと思った」と回答。細田監督は「どっちも良いと思います。どちらも映画的な余韻があるので、その人次第で感じていただければ」と返した。
さらに、芦田は「キャラバンのシーンが好きで」と好きなシーンをあげ、このシーンに関連する印象を話した。芦田の考察も交えたトークにうんうんと頷きながら聞いていた細田監督は、芦田から「そんなふうに観てもいいでしょうか?」と聞かれると、「あのシーンはどこか殺伐とした中にもそうじゃない部分も発見することができるという意味でホッとしてもらえるシーンなのかもしれませんよね」とにっこり。そして「印象に残っている、あの人はどんな人とかあったりしますか?」と三度目の逆質問を重ねていた。
本作は、『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)など数々の作品で日本のみならず世界中の観客を魅了し続けている細田監督の最新作。テーマは“生きる”。「人は何のために生きるのかを問う、骨太な力強い映画を目指したい。今、この大きなテーマを、観客と一緒に考えたい」という細田監督の想いから始まった本作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、≪死者の国≫で再び、宿敵に復讐を果たそうとする今までの細田作品と一線を画す物語。主人公・スカーレット役を芦田、そしてスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)役を岡田が演じる。
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