■『第76回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目(29日、東京・渋谷 NHKホール)

 19年ぶり3回目の出場となるORANGE RANGEが取材に応じ、メンバーのRYOが現在の心境を語った。RYOは「非常に久しぶりになるので、自分たちの良さを出せるように頑張りたい!」と意気込みを口にした。


 過去2回はいずれも中継での出演だったため、NHKホールでのパフォーマンスは今回が初となる。RYOは「改めて紅白という番組の規模感、スタッフの皆さんの規模感を目の当たりにして、初登場のような気持ちで緊張しています」と初々しい笑顔をチラリ。

 さらに、今年の出演アーティストの顔ぶれについては「非常に時代の流れを身にしみて感じます。アーティストの皆さんはどんどん素晴らしい方が出てきているなと感じますし、自分たちも負けないようにやっていきたい」と刺激を受けている様子を見せた。

 今年は「イケナイ太陽」などの代表曲がSNSを中心に再注目され、大きな話題となった。紅白本番でも同曲を披露する予定だが、当初は楽曲選定について「前向き」な気持ちにはなれなかったという。RYOは「過去の作品をもう一度ということで、どういう反応があるのか不安もありました」と振り返りつつ、「でも今の時代は、そういうことをあまり考えなくていいのかなと。それは自分たちにとっても新しい発見でした」と心境の変化を明かしていた。

 紅組のトリは7年連続でMISIA、白組のトリをMrs. GREEN APPLEが務める。さらに、紅組と白組の対戦が終わったあと、特別企画として松田聖子が「青い珊瑚礁」を披露することも発表されている。

 大みそか恒例『第76回NHK紅白歌合戦』(後7:20~11:45※中断ニュースあり 総合ほか)。放送100年の節目となる今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。
今年の司会は、綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナが務める。綾瀬は2013年、15年、19年に続き6年ぶり4回目、有吉は2023年、24年に続き3年連続3回目、今田は自身初、鈴木アナは2024年に続き2回目の紅白司会となる。
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