13回目の紅白出場となるAKB48がリハーサルに登場し、報道陣の取材に応じた。6年ぶりの出場となるAKB48は「20周年スーパーヒットメドレー」を披露する。
今年の紅白には、AKB48の現役メンバーに加えて、20周年を記念し前田敦子・高橋みなみ・小嶋陽菜・板野友美・峯岸みなみ・大島優子・柏木由紀・指原莉乃という8人の卒業メンバーが『紅白』のステージに集結。現役メンバーと共に、「フライングゲット」「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「会いたかった」の4曲をメドレーで披露する。
現総監督の倉野尾は、6年ぶりの紅白出場について「現役メンバーそして卒業生の皆さんと一緒にステージを盛り上げさせていただきます。この20年つないできた思いだったりとか、これからのAKB48を見せていけるような場所にしていきたいですし、この年末の紅白歌合戦を全力で盛り上げていきたいと思います」と意気込み。
この1年、AKB48の活動にたびたび参加してきた高橋は「後輩たちと接する機会をいただけて、改めてAKB48の魅力を知れたので、自分たちができることを必死にやっていきたいなという風に思います。私としてはあの久しぶりにアイドル活動をした時に思ったのは、やはり体力の低下。明らかに体力が落ちました」と苦笑い。しかし「AKB48として見る景色は素晴らしいものがたくさんあるなって感じました」と振り返った。
久しぶりの紅白のステージに立つこととなった前田は「この3分間に、とってもせわしない感情を今抱いています。この一瞬がどれだけ大事かということは、現役の頃はいっぱいいっぱいで、感じられていなかったと思うんですけど、9年ぶりに紅白に出場させていただいて、改めてありがたみを感じました。本当に今、幸せな場所に立たせてもらってるなってかみしめて今年は臨めるかなと思っています」としみじみ語っていた。
2013年の『紅白歌合戦』にて生放送で突然グループ卒業を発表し、2014年に卒業した大島も「アイドルじゃないと出ない自分の内側からのエネルギーみたいなものがすごいあって。俳優業とはまた違うエネルギーを自分の中で作って、放出するんだなっていうのを久しぶりに現場に来てからすごい感じています。だから今はアイドルをすごく楽しみながらやらせていただいています」と笑顔で語った。
大みそか恒例『第76回NHK紅白歌合戦』(後7:20~11:45※中断ニュースあり 総合ほか)。放送100年の節目となる今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。今年の司会は、綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナが務める。綾瀬は2013年、15年、19年に続き6年ぶり4回目、有吉は2023年、24年に続き3年連続3回目、今田は自身初、鈴木アナは2024年に続き2回目の紅白司会となる。


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