■『第76回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目(29日、東京・渋谷 NHKホール)

 13回目の紅白出場となるAKB48がリハーサルに登場し、報道陣の取材に応じた。6年ぶりの出場となるAKB48は「20周年スーパーヒットメドレー」を披露する。
この日は前田敦子、大島優子、高橋みなみらOGメンバーのほか、佐藤綺星、八木愛月、伊藤百花、向井地美音、小栗有以、倉野尾成美ら9人が登場した。

 今年の紅白には、AKB48の現役メンバーに加えて、20周年を記念し前田敦子・高橋みなみ・小嶋陽菜・板野友美・峯岸みなみ・大島優子・柏木由紀・指原莉乃という8人の卒業メンバーが『紅白』のステージに集結。現役メンバーと共に、「フライングゲット」「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「会いたかった」の4曲をメドレーで披露する。

 2013年の『紅白歌合戦』にて生放送で突然グループ卒業を発表し、2014年に卒業した大島も「アイドルじゃないと出ない自分の内側からのエネルギーみたいなものがすごいあって。俳優業とはまた違うエネルギーを自分の中で作って、放出するんだなっていうのを久しぶりに現場に来てからすごい感じています。だから今はアイドルをすごく楽しみながらやらせていただいています」と笑顔で語った。

 今月日本武道館で開催された20周年コンサートにも出演した大島。「一緒にやっているみんなからも、そのエネルギーをもらえるんです」と現役メンバーへ目を向ける。「だから私、お家帰るとすごい元気になっちゃって(笑)。実は20周年コンサートのリハーサルで腰を痛めたんですけど、コンサート出た後につき物が取れたかのようにすっごい元気になっちゃって。これはみんなのおかげ。ありがとう!頑張ってね!」と後輩たちへ感謝を語った。
 そんな大島に高橋から「一緒に頑張るんだよ!」とツッコまれ、会場の笑いをさらっていた。

 大みそか恒例『第76回NHK紅白歌合戦』(後7:20~11:45※中断ニュースあり 総合ほか)。放送100年の節目となる今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。今年の司会は、綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナが務める。綾瀬は2013年、15年、19年に続き6年ぶり4回目、有吉は2023年、24年に続き3年連続3回目、今田は自身初、鈴木アナは2024年に続き2回目の紅白司会となる。
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