■「全然タイプじゃなかった」再婚を決めたいきさつ
――「0日婚」での再婚発表は話題を集めていました。お相手はどんな方ですか。
反響の大きさには驚きました。0日婚ということもあって、ファンの方々から心配されるんじゃないかなとか不安でしたが、祝福してくれる方が多くて…温かい方々です。
彼とは、3年ほど前に北海道から上京したときに、知人の紹介で出会いました。年齢は私より一回り上で“カピバラ”に似ていて(笑)、落ち着いた穏やかな方で、会社経営をしています。芸能関係とは関係なくて、本当にいわゆる一般の会社。ネットでは詐欺師とか風俗経営者とか予想されていましたが違います。
――「0日婚」を決めたいきさつは?
これまで恋愛感情は一切なくて、友人として仲良くさせていただいてました。全然タイプじゃなかったですし…。
それでも、子どもの誕生日やクリスマスにプレゼントをくれたりして、私達の様子を気にしてくれていたんです。気づいたらいつも近くで見守ってくれている人みたいな感じになって、色々助けられているとも感じたので、アイドルの活動休止を発表した後にプロポーズされて決断しました。親戚と子どもたちと住んでいたんですけど、プロポーズは、ピンポンを鳴らして来てくれて。子どもが玄関のモニターを見て「バラ持ってる人来たよ」って(笑)。その日に婚姻届を出しに行ったので、パジャマ姿で行ったんですよ(笑)。
0日婚とか子どもが2人いるのにとか、ネットでいろいろ言われているので心配している方も多いと思うんですけど、私なりに考えて、長いのか短いのかわかりませんが交際期間がなくても、しっかり絆があったので決断しました。感情的になったわけでもないので、そこはファンの方々に「大丈夫だよ」って伝えたいです。
――子どもが2人いるなかでの再婚となると、将来など考えるとお相手の懐事情も心配です。そこは経営者ということで安心ですか?
大事なことなので、もちろんそれは大きかったです。プロポーズしていただく前に、いろんな価値観も話したことがあったので、そこは安心できていました。
子どもは、長女6歳、次女4歳です。再婚については、まだ小さいのでどこまで理解しているかわかりませんが、“再婚”というより「これから一緒に過ごしていこうと思うんだけど、家にいてもいい?」みたいな感じで聞いたんです。そしたら「いいよ」って言ってくれました。長女とは普段から恋愛相談をする関係でしたし、彼のことは「かっこいいと思うよ」とか言ってましたね。まあでも、彼も言ってくれましたが時間は必要だと思うので、時間をかけて家族になれたらいいなと思っています。
――9月20日の誕生日に入籍して、約3~4ヶ月一緒に暮らしています。お子さんがいながらの共同生活で、家事・育児の分担などはいかがですか。
結構やってくれて、私のほうが頑張らないといけないくらい。それにお互い、モヤモヤするところがあったら、溜まる前に発散しています、お互い結構ズバズバ言うタイプなので。
あと、ちゃんと自分の時間を作ることも大事にしています。
それに、どうしてもお互いが無理だったら、家事代行に頼むことも。お金はかかってしまうんですけど、今は自治体にもいろんなサービスがありますから、そこにかける時間は大切かなって。お互いにそういう経験があるからやっていけてますね。
■「すごく幸せって思えている」自身の経験回顧
――シングルマザーという立場につらさを感じたことはありますか。
シングルマザーというと、周囲はいろいろ言ってきますよね。私の場合は、子どもがかわいそうとか、こんな親はいやだとか言われました。さすがに「子どもがかわいそう」と言われたときは、そうなのかな、なんて思ったんですけど…。でも実際、自分の母親がシングルマザーだったんです。小学校5年生ぐらいの時に母親が亡くなって、その後は、祖父と祖母に育てられました。
それで、シングルだった母親に育てられて、自分がかわいそうだったかって振り返ると、全然そんなことなかったです。
――藤咲さんの母親も、芸能活動を目指していたんですよね。
そうなんです。上京してオーディションとか受けていたんですけど、受かったタイミングで私を妊娠して。それで諦めてしまったそうです。私も小さい頃から芸能活動に興味があったので、それでどんな時も「夢を叶える」っていう選択があるかも…と頭の片隅で思っていました。
――上京後、子どもがいて稼がないといけないなかで、“会社員”という選択肢もあったと思います。それでもアイドルの道を選択したのは?
本当に人に恵まれていて、友達が東京でアイドル活動をしていて、そのつながりで事務所に所属できたんです。そのころ子どもは生後半年ぐらいだったので、保育園も探して。そもそも、学歴はないし働いたこともなかったんで、会社員になれると思っていませんでした。
それに、もう東京に来ていてアイドルにもなった。もう後戻りできないという気持ちがありました。北海道にいたら絶対反対されていましたから。家はない、お金もない、子どもが2人いてアイドルって…何考えてんだって。地元(北海道)の人からしたら“ヤバい奴”みたいに思われていたと思います。でも、それが悔しくて絶対見返してやるって思っていました。
――その想いを持ちつつも、2025年7月にはアイドル活動の一時休止を発表しました。まだ保育園に通うお子さん2人のお世話もありますが、どんな子ですか。
アイドル時代、忙しい時期が続いていたので、今はもうちょっと子どもに寄り添って一緒にいる時間を大事にできたらなって思っています。
長女は、ため込むタイプなのかなと思います。「お姉ちゃんだから」とかは、あんまり言わないようにしてるんですけど、やっぱり妹がいると我慢することもあるのかなって思って。例えば、寝る前に「今日(保育園の)お迎えが遅くてちょっと嫌だった…」と言って泣かれてしまったことがあったんです。
子どもから鋭いことを言われて、勉強させられることもあります。まだ言葉にするのは難しいこともあると思うんですけど、考えていることや行動がちゃんとわかってるなと。子ども扱いしすぎないで、ひとりの“人間”としてみています。子どもと一緒に成長していってる感じです。
――活動を一時休止とはいえ、まだ26歳。やりたいことが叶えられる可能性もたくさんあると思います。将来の仕事について、どんなイメージを持っていますか。
今はまだ整理できていませんが、やりたいことはいっぱいあるんです。音楽をやりたい、アパレルの何かをやりたい、子ども向けにベビー服とかおもちゃとか…わかりませんが、そういう企画もやってみたい。願望はたくさんあるんですけど、何が現実的なのか、今は探り探りって感じです。
あとシングルの方や、子どもがいる方などに向けて、イベントなどもやってみたいです。自分なんかが…と思いますが、北海道を出た3年前は全然別人だったんです。だから、私の経験をもとに情報発信して、安心できる…頼れる場所というか、そういうこともできたらいいなと。もちろん、ファンの方々に支えられてきたので、ファンを大事にした活動も大事にしていきたいなと思っています。

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