斎藤工が冒頭のあいさつで、元コウテイの九条ジョーや元GAGのヒロユキMc-II、まえだまえだの前田旺志郎、芦田愛菜とコンビ(?)だった鈴木福を使ってボケまくる。最後は熊元プロレス(現・紅しょうが)とイナズマパンティーズというコンビを組んでいたゆりやん監督もイジって笑いを誘った。
寒空の下、野外で行われたイベントだったが、会場も温かくなった。続けてあいさつした、ゆりやんもボケたが、ややスベりで「先に、たくさんボケるなよ!今日は監督で出とんねん!」と注意して笑わせた。
改めてあいさつした、ゆりやんは「私は映画が本当に好きで、映画監督になりたいという夢をかなえていただいて、こんなに素晴らしい方々とご一緒させていただけたことを本当に感謝いたします」と感謝。「『禍禍女』は私の実際の恋愛を元にしたホラー映画です」と紹介しながら「なんで実際の恋愛を元にしてホラーになるんですか!」とセルフツッコミを入れて爆笑をさらう。
「今まで恋愛で苦しかったこと、悔しかったこと、なんで私があんな思いしないといけなかったんだとか勝手に思って。私のこと振ってくれた人とかを勝手に恨んで、許さないと、この映画で復讐して晒し物にしてやるということで『禍禍女』ができました。来ていただいた皆さんは、今までの自分の実体験を投影して演じていただきました。私の実体験を投影して、映画の中で大変な目に合っていただきました。満足してます!」とうれしそうに話していた。
本作の企画は、2021年にテレビ番組で「次に挑戦したいことは映画監督」と語るゆりやんの姿を目にしたプロデューサーが直接コンタクトを取ったことから始まった。撮影までの約1年、プロデューサーはゆりやんと頻繁に会い、恋愛話を聞き続けたという。その過程で浮かび上がった“恋”へのリアルな感情が、本作の核となっている。
監督デビューの発表は、2024年のカンヌ国際映画祭開催期間中にカンヌの地で行われ、大きな話題を呼んだ。昨年夏に撮影、今年夏に完成した『禍禍女』は、その後、世界各国の映画祭を席巻。22の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、第45回ハワイ国際映画祭では「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」を受賞。さらに、第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭で観客賞、第8回モンスターズ・ファンタスティック映画祭で最優秀作品賞を受賞し、台湾で開催された第62回台北金馬国際映画祭では、日本人監督として史上初となる「NETPAC賞」に輝いた。
イベントでは“禍禍CAR”をお披露目。街宣車のような仕上がりになっており、ゆりやんが乗って映画の街宣を行う。ゆりやんは「名古屋」、「大阪」、「京都・奈良」、「広島」、「福岡」、「仙台」、「札幌」へ全国行脚することも決定した。
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