本作は、横田さんの自著『奇跡のバックホーム』と、家族とともに病と向き合った日々を追ったノンフィクション『栄光のバックホーム』を原作に映画化。製作総指揮を見城徹、依田巽、企画・監督・プロデュースを『20歳のソウル』の秋山純、脚本を中井由梨子が務め、幻冬舎フィルムの第1回作品として制作された。
主人公の横田慎太郎選手を演じるのは、元高校球児でもある新人・松谷鷹也。「第68回ブルーリボン賞」新人賞にノミネートされている。慎太郎の母・まなみ役を鈴木京香が務め、親子の関係性を丁寧に描いている。共演には、前田拳太郎、伊原六花、山崎紘菜、草川拓弥のほか、萩原聖人、上地雄輔、古田新太、加藤雅也、小澤征悦、平泉成、佐藤浩市、大森南朋、柄本明、高橋克典らが名を連ねる。
主題歌は横田選手の登場曲であり、闘病中の心の支えとなった、ゆずの「栄光の架橋」。阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた23年9月、甲子園球場で4万人の観客が横田選手に向けて大合唱したことも多くの人の記憶に残っていることだろう。
横田さんの生き方と、それを支えた家族や仲間との関係を描いた本作は、11月28日に全国294館で公開され、動員ランキング(11月28日~30日の3日間集計、興行通信社調べ)2位に初登場。初日から3日間で動員16万人、興収2億2600万円をあげた。
初週から2週目は前週比78.9%、2週目から3週目も79.1%と、安定した推移を維持。年末年始期間(12月26日~1月4日の10日間)は上映回数が減少した中でも前週比120%超の盛況ぶりで、口コミをきっかけに観客層が広がり、ロングラン興行となっている。1月2日には、BS朝日で関連番組『想いよ届け!松谷鷹也の「栄光のバックホーム」~密着!横田慎太郎への旅路~』が放送され、作品への関心を高める一因となった。野球ファンに限らず幅広い層の観客を集め、現在も全国で上映が続いている。
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