『M-1グランプリ2025』で優勝したお笑いコンビ・たくろう(赤木裕、きむらバンド)が9日、大阪・なんばのよしもとアカデミー大阪校で特別授業を行った。

 お笑い養成所の吉本総合芸能学院(NSC)、エンターテインメント業界のスタッフを育成するよしもとクリエイティブアカデミー(YCA)、歌唱・パフォーマンス・演技を学ぶよしもとパフォーミングアカデミー(YPA)に加え 、中学校を卒業した15歳からエンタメ業界で活躍するためのスキルを学べる吉本興業高等学院、全4校の生徒約200人が集まり、『M-1』王者の講義に耳を傾けた。


 たくろうは、きむらがNSC大阪の36期(2013年4月入学)、赤木が37期生(14年4月入学)。母校にがい旋した2人は、決勝当日の舞台裏やネタ作りにおける役割分担、大切にしている考え方について語った。NSC48期の現役生を前にきむらは「田舎モンやったから全力でやってました」とNSC時代を振り返り、「なんぼでも取り戻せるからね。僕も解散とかめっちゃしてるし」と激励した。また赤木もNSC時代、「一人喋り」の授業の成績が卒業まで悪かったそうで「あんまり気にしないように」と笑いも交えて励ました。

 講義では生徒からの質問も受け付けた。「『M-1』の1回戦や2回戦など予選で意識していたことは?」という質問に対して、赤木は「2分のネタ時間は、ムダな部分を省きに省いて強いボケを残す」と解説。ボケをたくさん入れることに賛否悩みながら「喋るテンポがずれないように」と補足した。またキャラクターにも言及。「キャラを出しすぎるのも、ひかれると思われるかもしれないけど、出してもいいと思う。知られてないうちは特にそうしたほうがいいんちゃうかな」と持論を展開した。

 2016年3月にコンビ結成。
19年「ytv漫才新人賞」準優勝、24年「NHK上方漫才コンテスト」準優勝。大きな賞レース優勝はなかった“苦労人”だが、『M-1』初の決勝進出で、ビッグタイトルをつかんだ。
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