■トラックの運転は辞めたくないし、漫画も作りたい。
「マガポケ」で週刊連載の原作を書きながらトラックの運転手をしているショーキさんだが、初めてイラストを描いたのは小学校高学年の時だったという。気がつけば夜のうちに『NARUTO』や『浦安鉄筋家族』のイラストを描き、次の日に学校で友達に見てもらうようになった。漫画を描き始めたのは中学2年生の1月14日のこと。お年玉で買った『ハリーポッター』の小説を読んだ後に「今日から漫画を描く日々を始める」と思い立ったため、日付をしっかり記憶している。
「一度筆を折るというと大袈裟ですが、漫画家を目指すことを諦めたんです。その時に祖父が営んでいた稼業を手伝う形でトラック運転手の仕事をするようになりました。しばらくは運転手の仕事に集中していましたが、やはり漫画が描きたくなってしまいまして。
そもそもは漫画家志望だったショーキさんだが、デビュー作である『黄昏町プリズナーズ』では原作を担当し、作画は藤モロホシ氏が担当している。これについては「カッコつけたい所ではありますが…僕の絵が下手だった。それが最大の要因です。」と包み隠さず答えてくれた。
「あと、ギャンブルに家族の人生を乗せてベットできなかった。漫画家は世界一忙しい職業だと聞いていたので。漫画家でやっていくには、トラックの運転を辞めて漫画一本に絞るということになります。守るべき家族がいる僕にはギャンブルの側面が強過ぎて舵を切れませんでした。それに僕は本当にトラックの運転の仕事が好きなんです。これは負け惜しみに聞こえそうで、単行本が出るまでは周りには言えなかったのですが、一人で運転している時間が好きで楽しく働いています。
■深夜の高速道路で生まれたアイデア。描かずにはいられなかった。
アイデアは運転中に浮かぶことが多いようだ。積荷を運び、行った先で買い取ってもらうという工程を繰り返しているなかで、「下ろした荷物の重さで得られる金額が決まるという、ある意味で情が介在しない冷たくシステマチックな設定を物語の中で活かせば面白いのでは?」と思い浮かんだ。『黄昏町プリズナーズ』は、死刑制度がなくなった代わりに “死刑に相当する刑” として囚人たちが1箇所に集められ、誰かの遺体を指定された場所に運べばその重さに応じたお金がもらえるという設定だ。
「黄昏町には囚人だけでなく様々な能力を持った人間が集められています。でも、どんなに賢かろうが力が強かろうが、死んでしまえばその肉体には重さ以外の価値は残りません。仲間が死ねば悲しく、とんでもなく悪い奴が死ねばもしかしたら喜ぶのかもしれません。ですがシステムとしては、重さ以外の価値は無く、遺体を入れれば重さに応じた通貨が得られる。それはトラックで集められた廃材の重さがお金に変わる僕の世界とリンクしている。
一度諦めた漫画の道だったが、大好きな運転をしているとアイデアがどんどん浮かび、また漫画を作る人生になった。運転免許はゴールドを維持しているショーキさんだが「完全に集中しすぎると危ないので気をつけています。」と何度もおっしゃっていたのが印象的だった。今後の目標は「力を付けてもっと沢山の方に面白いと言って貰うこと」と話してくれた。
■『黄昏町プリズナーズ』あらすじ
日本で死刑制度がなくなって5年。代わりに重犯罪者は“黄昏町”という町に収監されるようになっていた。冤罪を訴えるも死刑宣告を受けた千頭悠真も、例外なく“黄昏町”へ。町の中は、殺人もレイプも罪にならない無法地帯。死刑囚が殺し合わされていた。そんな地獄のような“黄昏町”の中で悠真は生き残ることができるのか!?全員死刑囚のサバイバル・バトル開幕!
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