X(旧ツイッター)の生成AI「Grok(グロック)」の画像編集機能が日本時間9日、有料会員限定に仕様変更された。先月末から実装されたこの機能については、批判的な声が寄せられていた。


 Grokの新機能は、Xに投稿された画像に対してすべてのユーザーが加工を指示できるもので、女性の写真に対して水着など性的な画像に加工する事例が相次いでいた。今月3日には漫画家の田辺洋一郎氏が自身のXに、アイドルグループ・STU48のメンバー写真を加工した画像を投稿。当該グループの別メンバーが画像削除を訴える事態となり、田辺氏は5日に「この度は、私の配慮に欠けた投稿により、皆様に不快な思いをさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 その後もXでは画像編集は続いており、きょう9日には林芳正総務大臣が会見で「Xに対して適切な対応を促す」と表明。これを受けてか、同日午後3時ころからGrokに画像編集をリクエストすると「画像の生成と編集は現在、有料会員限定です。サブスクリプションに登録して、これらの機能のロックを解除できます」と表示されるようになった。

 告知のないままの仕様変更に、Xでは「いつから有料になったの?」「さっきまで無料だったのに」などの声もあがっている。

 なお、有料会員がGrokに依頼して生成された画像は、誰でも閲覧可能な状態となっている。また、質問への回答など画像編集以外の機能は無料のまま使用できる。
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