米国のウォルト・ディズニー・スタジオは、2025年の全世界興行収入が65億8000万ドル(約1兆293億円※1ドル=156円換算、以下同)に到達し、年間興行収入ランキングで世界1位のスタジオに返り咲いたと発表した。60億ドル超えを記録するのは、2016年、2017年、2018年、2019年に続き6年ぶり・通算5度目。
コロナ禍以降、60億ドルの大台を突破したのはディズニーが初であり、唯一のスタジオとなる。

 この快挙をけん引したのが、日本でも洋画アニメーション史上最速で国内興行収入100億円を突破する大ヒット記録を更新中の『ズートピア2』(ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ)、シリーズ第3作となる『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(20世紀スタジオ)、そして実写版『リロ&スティッチ』(ウォルト・ディズニー・スタジオ)の3作品。2025年に全世界興収10億ドルを超えた4作品のうち、3作品をディズニー傘下スタジオが占める結果となった(残りの1作品は中国の『ナタ 魔童の大暴れ』)。

 ディズニー・エンターテイメント共同チェアマンのアラン・バーグマン氏は「2025年はディズニーにとって素晴らしい年でした。最終的には、3つのスタジオから3本の10億ドル超ヒットが生まれ、さらに年間を通じて素晴らしい成績を収めた作品が数多くありました。このような成果を成し遂げられたのは、クリエイティブチーム全体にわたるストーリーテリングの強さと、マーケティングおよび配給チームの優れた働き、そしてこうした成功に携わるすべての人々のおかげです。スタジオチーム、共に協力し合えた素晴らしいタレント、そして世界中の観客の皆さまに感謝しています」とコメントしている。

 中でも『ズートピア2』は、1月8日時点で全世界興行収入15億9000万ドル(約2495億円/BOX office mojo調べ)を記録。『アナと雪の女王2』(14億5300万ドル、約2282億円)を超え、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ史上最高の世界興収作品となった。日本でも113億円を突破している。

 一方、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は全世界興収10億9500万ドル(約1720億円/BOX office mojo調べ)を突破。『アバター』シリーズ3作品の累計世界興収は63億3100万ドル(約9945億円)を記録(1月8日時点、BOX office mojo調べ)に達し、映画史における屈指のメガフランチャイズとしての存在感を改めて示した。
日本では18億円突破している(1月7日時点)。

 実写版『リロ&スティッチ』も全世界興行収入10億3800万ドル(約1629億円/BOX office mojo調べ)を記録。動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」において歴代2番目のオープニング視聴数を記録したほか、関連コンテンツの全世界でのストリーミング再生時間は累計6億4000万時間超。スティッチ関連の世界小売売上は、40億ドル超(約6287億円)にのぼるなど、波及効果の大きさが際立っている。
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