新体制では、同社のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めてきたデイヴ・フィローニが社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーに昇格。
ディズニーCEOのボブ・アイガーは「ルーカスフィルムは、ジョージ・ルーカス本人が指名したビジョナリーな映画人に率いられ、比類なき物語世界を築いてきた。キャスリーン・ケネディのリーダーシップと功績に深く感謝している」とコメント。バーグマンも「彼女は50年にわたり映画業界を牽引してきた存在であり、『スター・ウォーズ』を新たな世代へと導いた」と功績を称えた。
ケネディは、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)や『E.T.』(81年)など数々の名作を手がける映画プロデューサーとして知られていた。ディズニーがルーカスフィルムを買収した2012年より社長に就任。
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年)以来となる「スター・ウォーズ」の新たな映画シリーズを始動。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15年)や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16年)など世界的ヒットを連発。実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』(19年~)の成功によって、同シリーズを動画配信時代の象徴的存在へと押し上げた。
退任後も引き続き、映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(5月22日、日米同時公開)および、『スター・ウォーズ:スターファイター』(2027年公開予定)の製作に携わり、その後はフリーのプロデューサーとしてルーカスフィルム以外のプロジェクトにも取り組んでいくという。
後任となるフィローニは、ジョージ・ルーカスの薫陶を受け、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『反乱者たち』などアニメーション作品で評価を確立。
ケネディの退任は一つの時代の区切りとなるが、長年内部でキャリアを積んできた2人による新体制によって、映画とドラマの両軸で再び存在感を高められるか、新生ルーカスフィルムの動向に注目が集まりそうだ。
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