俳優の尾野真千子、北村一輝、永瀬正敏、河瀬直美監督(※瀬=旧字体)が22日、都内で行われた映画『たしかにあった幻』(2月6日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。

 河瀬監督にとって6年ぶりの劇映画であり、オリジナル脚本としては8年ぶりとなる意欲作。
河瀬組の常連たちと舞台上に立った河瀬監督は「こうして舞台あいさつができるのが実におそらく6年から8年ぶりです。というのもコロナだったり、オリンピック騒動だったりとかいろいろあって舞台に立つことができず。自分は映画をコツコツと自主製作から続けてきて、舞台あいさつこそ、皆さんにお披露目できる本当に唯一無二の日だなと思って生きてきている中で、それが10年近くできなかった。いろんなことがあったわけですけれども、その分、きょうがこんなに河瀬組をいつも支えてくれている皆と立てることで、本当に感無量です」と万感の思いを語っていた。

 “愛のかたち”と“命のつながり”を主題に、先進国の中でドナー数が最下位という日本の臓器移植医療の現実と、年間約8万人にのぼる日本の行方不明者問題を重ね合わせて描いた人間ドラマとなる。
編集部おすすめ