『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)や『スパイダーマン』シリーズ(02年・04年・07年)などを手がけた映画監督のサム・ライミ。その最新作『HELP/復讐島』が、1月30日より日本で公開される。このたび、ライミ監督から日本のファンに向けたメッセージ動画が到着した。

 本作のプロモーションで来日を希望していたものの、それがかなわなかったというライミ。動画の中で突然、地球儀を手に取ると、「残念ながら私は今ここにあるハリウッドにいて、皆さんがいるココ。日本に伺うことができません」と真顔で説明。そう言いながら指し示したのは、なぜかマダガスカル諸島だった。間違えたまま映画の告知を続け、そのままメッセージは締めくくられる。

 『HELP/復讐島』は、飛行機事故で九死に一生を得た主人公リンダ(レイチェル・マクアダムス)と、パワハラ気質の“クソ上司”ブラッドリー(ディラン・オブライエン)が、“逃げ場のない無人島”で二人きりになることから始まる、予測不能なノンストップ“復讐エンターテインメント”だ。

 限られた空間、少人数、そして極限状況──。シンプルな舞台設定と人間の恐怖を、革新的な映像演出で昇華させたライミ監督の原点『死霊のはらわた』(1981年)を彷彿とさせる構図も、本作の大きな見どころとなっている。

 先日行われたワールドプレミアに登場したマクアダムスも、「ホラーやスリラー、それに心理サスペンス…いろんな要素が絶妙にミックスされた作品になりました。ちょっとダークなコメディ要素も効いています」とコメント。メッセージ動画のジョークから垣間見えるユーモアセンスは、作中でさらに進化を遂げているようだ。

 間違えたマダガスカルと主演のマクアダムス──どこか似ている気もする。バカバカしくて、悪趣味一歩手前。そんなライミ流ジョークで、作品をアピールしていたのかもしれない。

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