東京映画記者会(在京スポーツ紙7社の映画担当記者で構成)が選ぶ「第68回ブルーリボン賞」(2025年度)の各賞が28日、発表された。

 ブルーリボン賞は1950年に創設され、青空の下で取材を行うスポーツ紙記者が選考する映画賞。
作品の完成度だけでなく、映画に取り組む姿勢や人柄も評価の対象とされるのが特徴で、青いリボンを巻いた賞状が受賞者に贈られる。

 作品賞には、邦画実写歴代1位の興行収入記録を更新し続けている映画『国宝』(興行収入195億円※1月25日現在、上映中)が選ばれた。監督を務めた李相日は、2006年度に『フラガール』で同賞を受賞して以来、19年ぶり2度目の受賞となる。

 監督賞は、現在94歳の山田洋次が受賞。1966年度の『なつかしい風来坊』『運が良けりゃ』、1977年度の『幸福の黄色いハンカチ』以来、48年ぶり3度目の受賞。

 主演男優賞には、映画『宝島』の妻夫木聡が選ばれた。2010年度『悪人』以来、2度目の受賞となる。

 主演女優賞は広瀬すずが受賞。2025年は主演作が3本(『片思い世界』『遠い山なみの光』『ゆきてかへらぬ』)公開されたほか、『宝島』にも出演。ジャンルや役柄の異なる幅広い作品での演技が高く評価された。

 このほか、助演男優賞に佐藤二朗(『爆弾』)、助演女優賞に森田望智(『ナイトフラワー』)、新人賞にはSUPER BEAVERのボーカルで映画初出演の渋谷龍太(『ナイトフラワー』)が選ばれ、いずれも初受賞となった。

■『第68回ブルーリボン賞』

【作品賞】 『国宝』
【外国作品賞】 『教皇選挙』
【監督賞】 山田洋次『TOKYOタクシー』
【主演男優賞】妻夫木聡 『宝島』
【主演女優賞】広瀬すず『片思い世界』『遠い山なみの光』『ゆきてかへらぬ』
【助演男優賞】佐藤二朗『爆弾』
【助演女優賞】森田望智『ナイトフラワー』
【新人賞】渋谷龍太『ナイトフラワー』
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