アニメ映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』(公開中)公開記念舞台あいさつが31日、都内で行われ、ハサウェイ・ノア役の小野賢章、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈、ケネス・スレッグ役の諏訪部順一、レーン・エイム役の斉藤壮馬、村瀬修功監督、笠井圭介プロデューサーが登壇した。

 上映後ということで、迫力ある本編を観た後の観客に向け、諏訪部が「爽やか青春映画、いかがでしたか?」と笑いを誘いはじまった舞台あいさつ。
監督は「2ヶ月前はこの場で土下座かなという状況だったんですが、みなさんの協力でなんとか立たせていただいています」と製作進行状況がギリギリだったことを明かし安堵の笑顔を見せた。

 小野は「僕のすごく楽しみにしていたんですけど、反応は気になるポイントではあったので、最速上映からエゴサーチ…ではないですけど、閃光のハサウェイのハッシュタグをひたすらこの2日間見ていました」と告白。「ハサウェイは“病院に行ったほうがいい”ってわりといっぱい書かれていました」と苦笑いしつつ、「これが正解なのかなと思いつつ…みなさん思いの丈をネタバレもなく書いてくださっているのを見て、すごくホッとした気持ちになりました」と胸をなでおろした。

 また上田も「皆さんのコメントを見続けた時間だったなと思うんですけど、ハサウェイに対しての気持ちを書いてくださっている方が多かったなと思いましたし…」と続け、「ギギが今作で好きになったという方と嫌いになったというかたと、はっきり分かれていたので、ギギの魅力もみなさんのコメントに詰まっているなと思いました」とにっこり。

 イベントでは作品について笑いにもあふれたトークを展開。斉藤が「私は上田さんのファンなので」と上田演じるギギの名演を絶賛し、思わず諏訪部が「家でやってくれ」とツッコミ笑いが起きる場面も。ネタバレも多く飛び出し、大盛りあがりの舞台あいさつとなった。

 『閃光のハサウェイ』は、2019年に迎えたガンダム誕生40周年、さらに宇宙世紀の次の100年を描く「UC NexT 0100」プロジェクトの映画化作品第2弾として制作されたもの。

 アムロとシャアによる最後の決戦を描いた『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988)の世界観を色濃く継承する作品で、反地球連邦政府運動「マフティー」の戦いを縦軸に、そのリーダーであるハサウェイ・ノア、謎の美少女ギギ・アンダルシア、連邦軍大佐ケネス・スレッグの交差する運命を横軸に描く。

 21年に公開された第1作目『閃光のハサウェイ』は、興行収入22.3億円を突破する大ヒットとなった。『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』では、シリーズ史上、もっとも濃密なドラマが展開され、少女ギギにかつてのトラウマを思い出すハサウェイが、彼女の言葉に翻弄されながらもマフティーとしての目的、アデレード会議襲撃の準備を進めていくストーリーが展開される。
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