俳優の米倉涼子(50)が10日、都内で行われたPrime Original映画『エンジェルフライト THE MOVIE』(Amazonの配信サービス「Prime Video」で13日から世界独占配信)の完成披露試写会の舞台あいさつに登壇。1月31日に麻薬取締法違反(共同所持)容疑などで書類送検され、その後に不起訴処分となって以降、初の公の場となった。

 マスコミが入る舞台あいさつでは報道陣が最前席に座ることが通例となっている。しかし、この日はファンクラブの会員が報道陣の前に座る超異例の対応に。厳戒態勢の中での舞台あいさつとなっていた。

 米倉は黒のセットアップに白いシャツ姿で登壇。「本日はご来場いただき、本当にありがとうございます」と感謝。続けて「本日、こうやって板の上に立たせていただいているのも、ファンの方々の熱い思いと、そしてすべての関係者の方々の手厚いサポートのおかげでこうやってここにいられることに感謝しております」と神妙な面持ちで話す。そして「何よりこうやって久しぶりにエンジェルハースの皆さんと一緒に登壇できていることを本当に感謝して、うれしく思っています。今日はどうぞよろしくお願いします」と頭を深々と下げた。

 続けてあいさつしたのは米倉の盟友とも言える遠藤憲一。「涼子ちゃん、よかったね。涼子ちゃん、元気です!」と遠藤に腕を持ち上げられ、エールを送られた。仲間の熱い言葉に米倉は感極まりながら「一生懸命立ってます」と話した。

 その後は和気あいあいとトーク。遠藤越しに見える城田優について「いい男がいる」と笑顔で話し、笑いを誘っていた。

 先月31日に不起訴処分となったことを受けてコメントを発表。公式サイトに「関係者及びファンの皆様」と題した文書が掲載され、「私は、本年1月30日、不起訴処分となりました。これをもって、私に対する捜査は結論が出たものと認識しております」とコメント。「関係者及びファンの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 コメントができない状況だったことを説明し「私は、今回の一連の捜査を受け、活動を自粛しておりましたが、その間、これまでの人生や自身の活動について、見つめ直しておりました」と明かしながら「その中で、米倉涼子という存在は、ファンの皆様をはじめ、関係者の皆様、力になってくださった多くの皆様に支えられて、これまで歩んでこられたのだという事実を改めて強く実感いたしました。今の私に出来ることは、初心に立ち返り、何事にも真摯に取り組んでいくことだと考えております。今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます」と呼びかけていた。

 本作は「第10回開高健ノンフィクション賞」を受賞した佐々涼子の著書『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』を原作にしたドラマシリーズの続編。国境を越えて故人を母国へ送り届けるプロフェッショナルたちの姿を、実話を基に描く。2023年にPrime Videoで配信され、25年にはNHK総合でも放送された。米倉が演じるのは、国際霊柩送還会社「エンジェルハース」の剛腕社長・伊沢那美。続編では那美が単身メキシコへ向かう一方、メンバーたちがそれぞれの任務に挑む姿が描かれる。

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