やまもり三香氏の人気漫画『うるわしの宵の月』が実写映画化されることが発表された。2026年秋に公開される予定で、主人公・市村琥珀は主演のなにわ男子・道枝駿佑、ヒロイン・滝口宵は安斉星来が演じる。


 本作は、裕福な家庭で育った高校一のイケメンで「王子」と呼ばれる琥珀と、中性的な美しさとクールな振る舞いで「王子」と呼ばれる女子・宵という、ともに“王子”と呼ばれる男女が織りなす特別な初恋を描いた“W王子”の等身大ファーストラブストーリー。

 原作漫画は2020年から講談社「デザート」で連載中。「ebookjapan マンガ大賞2023」第1位、「第2回みんなの推し恋愛マンガ」大賞など、数々の賞を受賞。単行本は10巻まで発売されており、累計発行部数は750万部(世界累計)を突破。1月からはテレビアニメが放送されている。

 完璧なルックスを誇る高校一のイケメン「王子」・琥珀を演じる道枝は、ことし3月には映画単独初主演を果たす『君が最後に遺した歌』の公開を控えており、若手俳優として目覚ましい活躍を見せる。勢いそのままに、同年に2作目の映画単独主演を飾る。

 今回は、原作の琥珀のビジュアルに寄せるため、麗しいプラチナブロンドの髪色に。道枝自身が兼ね備えている透明感と王子様のようなオーラで琥珀の魅力を最大限に引き出し、チャラく見えるけれど実は真っすぐで、宵と出会ったことで初めての真剣な恋に向き合う琥珀を繊細に演じる。

 容姿端麗かつスマートな振る舞いで「王子」と呼ばれる女子・宵を演じる安斉は、今作で恋愛映画のヒロインに初挑戦。持ち前の大人びたボーイッシュな魅力で宵のキャラクターを生み出し、初めての恋に戸惑う宵を演じる。2人は本作で初共演となる。


 そんな2人の恋模様を描くのは、「西園寺さんは家事をしない」(2024/TBS)、「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(2025/TBS)でチーフ演出を務め、『交換ウソ日記』(2023)で映画初監督を務めた竹村謙太郎監督。脚本は、『かぐや様は告らせたい』シリーズ(2019、2021)、『はたらく細胞』(2024)などのほか、『翔んで埼玉』(2019)で第43回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した徳永友一氏。

 原作者のやまもり氏は映画化に関して「王子×王子にふさわしい、道枝さんと安斉さんにお会いした際は、『顔小っちゃ!脚細っ!』と語彙を失うほどの圧倒的美しさと圧倒的王子感に呆然としたことを覚えております。制作の皆さまも原作をよく理解してくださり、誠実に取り組んでくださいましたので、素晴らしい映画になると確信しております」と太鼓判。

 あわせて、「恋なんて、俺には分かんない。」(琥珀)、「恋なんて、私には似合わない。」(宵)と恋に戸惑う2人の心情を現したコピーとW王子が並ぶ圧倒的な美しさに見惚れてしまうようなティザービジュアルも公開された。自信満々に見えて、実はそれぞれに繊細さや不器用さを感じさせる、完璧じゃない2人がどのような物語を紡いでいくのか、早くも期待が高まる。

■キャストコメント

▼主演:道枝駿佑(市村琥珀役)

原作をよく読ませていただいており、ファンだったので出演が決まったときはうれしかったです!琥珀は恋愛手練れに見えますが、とてもピュアで、不器用で素直になれない男の子です。すごくかっこいい男の子ですが、そういう一面もあってギャップがあります。女性慣れしているようで全然そんなことない、新たな自分を知って一喜一憂していく、少年らしさがあるキャラクターだなと思います。

安斉さんはとても明るい方で、現場を盛り上げてくださっていたのですごく支えていただきました。安斉さん演じる宵は、とても真っ直ぐで魅力的でした!それぞれに王子と呼ばれる2人のすれ違いや葛藤にワクワクしつつ、「次はどんな顔すんの?」って、めちゃくちゃときめいて観てもらえたらうれしいです!

▼安斉星来(滝口宵役)

新刊の発売日近くになると落ち着かず、当日には必ず書店に買いに行くくらい原作ファンなので、オファーをいただいた時はとても光栄でした。だからこそ真摯に取り組まなければと覚悟を決めた瞬間でもありました。
やまもりさんが描いた、この麗しい世界観をどうしたらスクリーンを通して表現することができるのか。宵としてのビジュアルはもちろん、初めて恋をする初々しさや不器用さ・女の子ながら“王子”と呼ばれる程の立ち振る舞いなど、監督・スタッフさんと原作を確認しながら毎シーン試行錯誤していました。

道枝さん演じる琥珀は、仕草・目線など琥珀そのもので、“知れたと思ったらするりと抜けて、掴めない” そんな琥珀のペースに惑わされる部分が宵を演じる上で大きな鍵になりました。宵として過ごせたこの期間は、私の役者人生にとってかけがえのないものとなりました。観てくださった方にとっても心に残る作品となればうれしいです。

■スタッフコメント

▼竹村謙太郎監督
やまもり先生の描く繊細で美しい世界観を映画化できることを光栄に思います。主演の道枝くんと安斉さんは、ともに「王子」と呼ばれる琥珀と宵が持つ複雑な内面を魅力的に演じてくれています。原作ファンの方はもちろん、はじめて本作に触れる方にも、彼らのひたむきでまっすぐな人間模様を、不器用に痛みながら成長していく様を、ぜひ劇場で。

▼原作者:やまもり三香氏
実写化のお話をいただいたときはとてもうれしく思いました。そして琥珀と宵ちゃんを誰が演じてくださるのかとても楽しみにしておりました。王子×王子にふさわしい、道枝さんと安斉さんにお会いした際は、「顔小っちゃ!脚細っ!」と語彙を失うほどの圧倒的美しさと圧倒的王子感に呆然としたことを覚えております。制作の皆さまも原作をよく理解してくださり、誠実に取り組んでくださいましたので、素晴らしい映画になると確信しております。
多くの方々にこの映画が届けばいいなと思っております。
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