俳優の西野七瀬、本郷奏多が4日、都内で行われた『GEMNIBUS vol.2』の完成報告会に参加した。

 東宝が展開する才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」。
その取り組みの1つとして複数の新鋭監督による短編作品を一本の映画として編み上げるオムニバス企画『GEMNIBUS』が誕生。2024年6月に4人の気鋭監督による4本の短編映画が集結し「GEMSTONE Creative Label」初の劇場公開となった映画『GEMNIBUS vol.1』が公開となった。

 2週間限定公開ながら満席が続出。盛況を受け、上映延長した。その反響を受け、第2弾『GEMNIBUS vol.2』が3月6日から1週間限定公開。本作にラインアップされたのは、ロードムービー、SF、ホラー、サスペンス、アニメーションなど、ジャンルも表現手法も異なる6人の新鋭監督による珠玉の傑作選となる。

 『インフルエンサーゴースト』の監督を務めるのは、VFXを駆使した洗練された映像表現を武器に活躍する26歳の新鋭・西山将貴氏。ショートショートフィルムフェスティバル2021にて、短編ホラー『スマホラー!』でバーティカル部門最優秀賞を受賞し、その後も国内外の映画祭で高い評価を得てきた。VFXは、第96回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』にて注目を集めた同じく26歳の白組の若き才能・佐藤昭一郎氏が手掛ける。西山監督とは高校時代にSNSを通じて出会って以来の長年のタッグとなる。

 ある日突然、身に覚えのない罪で「炎上」したら?日本を代表するインフルエンサー集団が、火災で命を落とす衝撃的な事件が発生。偶然居合わせた一般人の麻理(西野七瀬)はSNS上で犯人扱いをされ、世間の怒りを買う。
追い詰められた麻理は「本当の自分」を取り戻すため、火災現場に向かう。

 西野は「主人公の麻理は、SNSを活用しているわけじゃなくて、特に悪いこともしてないのにネット上で炎上してしまう話なんです。『SNSには惑わされないよ、振り回されないよ、私は』というスタンスだったのに、いざ自分が炎上の中心になってしまうと、やっぱりあせっちゃう。『弁解しなきゃ』みたいな衝動に駆られて、行動に移していく。今回は被害者だったので『なんで私が』、『でも、どうにかしないと』というゆらぎながら行動を起こしていく感じでした」と役柄を語った。

 本郷も「SNSがすごく身近にある現代社会だからこそ、すごく観た人に共感をしてもらえる作品テーマなのかなと思っています。麻理という女性は悪くないのに、炎上の中心になっていってしまって。西野七瀬さんがどんどん追い込まれていって、かわいそうに見えてくるんですよ。なので追い込まれるお芝居、素敵だな、と。追い込む側が多い本郷奏多という人間、役者としては勉強させて見させていただいておりました。すごく素敵なお芝居でした」と絶賛し、西野は「ありがとうございます」とほほえんでいた。

 この日は、森七菜、黒川想矢、黒島結菜、吉田美月喜、香椎由宇、西垣匠、山崎天(櫻坂46※崎=たつざき)、増田彩来監督、大川五月監督、村上リ子監督、西山将貴監督、関駿太監督、土海明日香監督も参加した。
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