『第18回CDショップ大賞2026』授賞式が9日、都内で開催され、全国のCDショップ店員の投票によって選ばれる“何回でも聴きたい素晴らしいアルバム”のカテゴリー<赤>の大賞が発表された。Hi-STANDARDの『Screaming Newborn Baby』が大賞に選ばれた。


 『CDショップ大賞』は、全国のCDショップ店員の投票によって決定する音楽賞。店頭の現場で音楽と向き合う店員の視点から、“本当にお客様におすすめしたい作品”を選出する賞として2008年にスタートし、今年で18回目を迎えた。

 対象は2024年12月1日から2025年11月30日までに発売された邦楽アルバム(ベスト盤・ライブ盤を除く)で、今年は全国202人のCDショップ店員が投票に参加した。

 カテゴリー<赤>の大賞を受賞したHi-STANDARDのメンバーは動画コメントで登場。横山健(Gt、Cho)は「もう、うれしいです。ショップで働いているみなさんが選んでくださったということで。現場の声というのは、なんていうかな、特別なものだと思うので、すごい光栄です。うれしいです。ありがとうございます」と喜びを語った。

 難波章浩(Ba、Vo)も「正直、我々も久々のリリースだったし、実際おっさんだし。そんな中で、今をときめく現役バリバリの最先端にいる彼らの中に我々も入っていってどうなるのかな、どういうふうに受け止められるんだろうっていう不安は実はあったのよ。そんな中、今回の出来事は自分たちにとって勇気をもらったっす。
ありがとうございます」と喜び、ZAX(Dr、Cho)は「ありがとうございます」とシンプルに感謝を述べた。

 “CD”について難波は「これからもCDを作っていきたいですし、それを届けるという意味では、健くんがやっているPIZZA OF DEATH RECORDSで、自分たちで届けているという気持ちでやっている」と語り、横山は「いろいろ価値観が変わる世の中で、僕ら、もしかしたらもう必要ないのかなと思いがちだけども、ここはまだまだ大きな魅力がある。これにしかない魅力がある世界なので、腐らずいきましょう」と続けた。

 なお、CDショップ大賞では、“新人の素晴らしいアルバム”を対象とするカテゴリー<青>の大賞も同授賞式で発表され、kurayamisakaの『kurayamisaka yori ai wo komete』が大賞を受賞した。また、過去に2作品で大賞受賞となったアーティストは“殿堂入り”とされ、今回の対象期間にアルバムをリリースした星野源、藤井 風の2人が殿堂入りアーティストとして表彰された。

 さらに、大賞の選考基準は邦楽のオリジナルアルバムとなっているためトリビュートアルバムは選考外だが、『Dear Jubilee - RADWIMPS TRIBUTE』(Various Artists)はオリジナルアルバムと同様にCDショップ店員からの大きな反響を受けて、特別賞を受賞した。
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