俳優の田中麗奈が4日、都内で行われた映画『黄金泥棒(おうごんどろぼう)』公開記念舞台あいさつに登壇。

 俳優になっていなかった場合の将来の夢を問われたら、田中は「小さい時から女優さんになりたくて、それしか考えて生きてこなかったので、多分生きられていないと思います」と回答。
「お芝居しないと体調悪くなるんです。演じるものがないと息ができなくなっちゃう」と話し、共演者や会場を驚かせた。

 そして、人生初の役が『ここ掘れワンワン』の小判だったと回想。「黄色い服を着て、鈴をもってキラキラってする役でした」と話しつつ、同時期に人魚姫の役もしていたと語り、なつかしんだ。

 さらに、そんな幼き日の自身への言葉を求められると、「これからいよいよあるばってん!ちゃんと女優になったばい!女優、まだまだやってくばい!」と博多弁で思いを伝えた。

 最後に、スタッフからの感謝のコメント付きの花束をもらった田中は、感極まり、涙を流す場面も。「サプライズとかあんまりやってもらったことないので、涙が」と後ろを振り返り、涙を拭う田中を見守っていた森崎ウィンは「何も出てこない」とハンカチを探し、場を和ませた。

 『夜を越える旅』『断捨離パラダイス』などの萱野孝幸氏が監督を務める本作は、平凡で味気ない日常に行き詰まりを感じていた専業主婦・藤根美香子が、立ち寄った百貨店で“金のおりん”を衝動的に盗んでしまったことから始まる物語。

 世間を騒がせた実際の事件にインスピレーションを受け、“金”に魅了された主婦が犯罪に手を染めていく様子を、ユーモラスかつ等身大に描く。滑稽でありながら愛らしい主人公の姿が、クスッと笑えて胸を打つ、新感覚の痛快クライム・コメディとなっている。

 イベントには、田中、森崎、阿諏訪泰義、石川恋、中村祐美子、宮崎美子、萱野孝幸監督も登壇した。
編集部おすすめ