小泉と高嶋が、藤森慎吾の進行のもと、“華麗なる一家=プラチナファミリー”の暮らしぶりをのぞき見する同番組。
まず登場するのは、愛知県緑区の閑静な住宅街に突如現れる、一区画をすべて囲うほどの長い塀の邸宅。築およそ250年、総敷地面積は約1000坪、部屋数は30部屋、さらに蔵が3つもあるという規格外の大豪邸に番組が特別潜入する。この豪邸から、江戸時代から400年以上続くという家業を受け継ぐ竹田家の8代目当主・竹田嘉兵衛さんと、妹の中村俶子さんが登場。竹田家は、人間国宝から皇族までが惚れ込み来客するという、伝統的な技術で作られる“ある作品”の製造・販売を家業としている。
邸内には、高松宮さまご夫妻や、実際に商品を購入したという上皇后美智子さまをはじめとする皇族の方々を応接した由緒ある部屋が存在する。また、家業の品を献上していたことを機に徳川幕府との繋がりも深く、14代将軍・徳川家茂が二度も立ち寄ったとされる茶室には、身分の高い方が入るための“貴人口”も当時のまま残されている。美しい庭園には、明治時代に京都の鞍馬から牛車で約160キロ離れた愛知県まで運ばれてきたという巨大な庭石も鎮座し、その歴史の深さが伝わる。
応接間に飾られた勝海舟の直筆の書にも注目。当主の嘉兵衛さんが「自分では(何と書いてあるか)読めなかった」と明かすと、スタジオの高嶋は「あの真ん中は四捨五入じゃない?」と推理を展開。小泉や藤森も「値段交渉の文章だったの?」と応じ、スタジオは盛り上がりを見せる。
続いて登場するのは、東京都葛飾区新小岩にある小宮家。祖父の康助さん(1955年・昭和30年認定)、父の康孝さん(1978年・昭和53年認定)、そして現在の康正さん(2018年・平成30年認定)と、史上初で唯一、ある分野で親子三代で人間国宝に認定された一家である。「人間国宝」とは、演劇・音楽・工芸技術などの分野で歴史上・芸術上価値の高い重要な技術を持つと国から認定された「重要無形文化財保持者」の通称。小宮家は、江戸時代から武士や町人に愛されてきた“ある伝統工芸”の技術を受け継いでいる。
自宅には、皇族の方々や世界的スターであるオードリー・ヘプバーンらが仕事ぶりを見学するために訪れた際の写真も残されている。町人文化ならではの遊び心が詰まった緻密な作品に、高嶋も興味を示す。また番組では「人間国宝の制度の裏側」にも踏み込み、技術の向上や継承者の育成を目的に国から支給される助成金の仕組みを紹介する。国の予算枠が決まっているため人間国宝の定員は116人に限られ、「空きが出ない限り新しく認定されない」という厳格なルールも明かされる。康正さんは「1つの物が繋がって初めて伝統は次の時代に繋がっていく」と語り、受け継がれる想いを明かす。
最後に登場するのは、東京都港区の高級住宅街にある平田さん一家。
平田さん一家は、父である初代・平田暁夫さんから跡を継いだ平田欧子さん、そして娘の早姫さん、息子の翔さんと、三世代にわたり皇族関係者の“あるアイテム”を作り続ける世界的デザイナーファミリーである。上皇后美智子さまをはじめとする皇族の方々のファッションを完成させるこのアイテムは、すべて手作業のオートクチュールで、1つ作るのに半年近くかかることもあるという。西麻布の店舗が紹介されると、高嶋は「分かった、そのお店。昔からあるもん」と思わず声を上げる。
さらにスタジオではオーダーメイドの話題から、高嶋が「パリのエルメスでバイオリンケースをオーダーしたことがある」と明かし、出来上がるまでに1年かかり、「送ってはもらえないんですよ。で、取りに行きました」とエピソードを披露。藤森もそのこだわりに「さすが」驚きを見せた。

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