7日放送のテレビ東京『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 後8:54)で、古信楽の壺が登場。”衝撃値”の鑑定額にスタジオは拍手に沸いた。


 福島県在住の依頼人。2011年の東日本大震災で沿岸部にあった自宅が全壊。内陸の娘の家に出かけていたため命は無事だったが、自宅の様子を見に戻ると、骨組みだけの姿になっていた。

 そんな依頼人の”お宝”は、骨董好きの父が一番大切にしていた古信楽の壺「蹲」(うずくまる)。戦前、東京で働いていた父が東京大空襲を経験しながらも大量の骨董品を携え福島に帰郷。その中の一品で、父はよくこの壺の自慢をしていたそう。父が亡くなった後は依頼人が受け継ぎ飾っていた。

 津波で家財が流される中、壺だけはまったくの無傷で部屋の中に残っていたという。奇跡的なエピソードにMCの今田耕司福澤朗も驚いていた。

 本人評価額「100万円」のところ、「500万円」という結果にスタジオからは歓声が沸き起こり、依頼人も「奇跡ですね」と喜んだ。陶磁研究家の森由美氏が「室町時代中期に焼かれた古信楽の壺『蹲』です」と鑑定。「小さな壺の中に豊かな景色がある名品と思います」と称賛した。
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