3月13日より公開中のディズニーピクサー『私がビーバーになる時』が、4月8日時点で興行収入20億円、観客動員155万人を突破したことがわかった。全世界興行収入も3億3329万6279ドル(※Boxoffice mojo調べ、日本円で約529億円、1ドル=158.73円換算)となり、世界中で“ビーバー旋風”が吹き荒れている。


 『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『インサイド・ヘッド』『リメンバー・ミー』など、独創的な“もしもの世界”を描いてきたピクサー。本作では「もしも人間が動物の世界に入ったら」という新たな設定のもと、かわいらしいビーバーの姿と、予測不能なストーリーを掛け合わせた異色の作品となっている。

 “続編”ではない新規のオリジナル作品としては、『リメンバー・ミー』以来のヒットとなっている本作。SNSやレビューサイトでは、「キャラクターがかわいいだけじゃなく、テーマも社会派な内容で考えさせられる」「″対話と共存“という普遍的な問いを、説教臭くなく純粋にエンタメとして楽しめるバランスも素晴らしい」「あまりに評判が良いので観てみたら、想像以上におもしろかった」「こんな時代にこそ観るべき傑作」「今のアメリカでこの物語を作るピクサーすごい」といった声が相次ぎ、口コミがさらなる動員を呼ぶ好循環に。一度鑑賞した観客が再び劇場に足を運ぶ“追いビーバー”現象も起きており、ロングランヒットへの期待が高まっている。

 本作の主人公のメイベルは、おばあちゃんと過ごした大切な森を守るため、極秘テクノロジーによって“見た目はビーバー、中身は人間”の姿で動物の世界へと飛び込む。しかし、そこには人間の常識が通じないルールが広がり、戸惑いながらも新たな価値観や出会いを通じて成長していく。

 憧れていた新たな場所へ飛び込むワクワクや、想像とのギャップ、自分とは異なる価値観との出会い、そこから得られる経験――。新生活のスタートと重なるテーマも追い風となり、作品の勢いはまだまだ続きそうだ。
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