スポーツ専門チャンネル「ESPN」と動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」は現地時間8日、欧州およびアジア太平洋地域の53の国と地域で「ESPN on Disney+」の提供を開始したと発表した。

 これにより同サービスは世界約100市場へと拡大。
対象地域のDisney+加入者は、ライブスポーツ、スタジオ番組、ドキュメンタリーなどのESPNコンテンツを、1つのアプリで楽しめるようになる。

 今後1年で配信内容はさらに拡充される予定で、2026-27シーズンからはNBAやNHLの試合をはじめ、大学スポーツ、カレッジフットボール、各種トーナメントなど幅広いラインアップが追加される見込みだ。

 また、ESPNの人気ドキュメンタリーシリーズ「30 for 30」や、サッカー情報番組「ESPN FC」なども視聴可能となる。欧州ではすでにUEFA女子チャンピオンズリーグやラ・リーガなどの配信実績があり、今回の拡大でスポーツコンテンツの強化が一段と進む。

 Disney+のアリサ・ボーウェン社長は「スポーツとライブイベントは重要な柱。今回の展開でさらに多くのファンに届けられる」とコメント。ESPNのフレディ・ロロン氏も「より多くのファンとの接点を広げ、深いつながりを築く」と意欲を示している。

 なお、日本をはじめ韓国、シンガポール、台湾、香港など一部のアジア太平洋地域では、初期フェーズとして厳選されたスポーツコンテンツを英語で提供。日本のディズニープラス加入者は契約中のプラン内で追加料金なく視聴できる。

 今後は同地域において段階的な拡充が予定されており、日本での本格的な展開時期については、決まり次第発表される。

 ESPNは現在、130以上の国と地域で展開し、デジタル分野でも月間5億人以上のユーザーを抱える世界最大級のスポーツブランド。今回の連携強化により、Disney+の配信プラットフォームとしての競争力は一段と強化される見通しだ。
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