24日に映画『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』が公開される。同映画の公開を記念して俳優の坂上忍、お笑い芸人の永野からのコメントが到着した。


 同作はイギリス人ミュージシャン、ビリー・アイドルの半生を描いたドキュメンタリー映画。ビリーは、英パンクムーブメントの真っ只中、ジェネレーションXのボーカルとしてデビューし、ロンドンで人気を博した。バンド解散後は活動の拠点をアメリカに移し、MTVブームに乗って全米ナンバーワンまで登り詰めるも、ドラッグに溺れ転落。そして復活を遂げるという波瀾万丈の人生を、さまざまな関係者のインタビューを交えて描いた作品となる。

 坂上は、ビリーの音楽やパンクな生き様、反逆というキーワードに感化されたといい、ビリーの「反逆のアイドル」(Rebel yell)に自ら日本語詞を付け「MIDNIGHT DANCE」というタイトルで1985年1月に12インチシングルをリリースしてしまったほどのファン。

 永野は、ビリーの全英1位、全米3位のヒットナンバー「モニー・モニー」にノックアウトされたといい、ビリーの重要なパートナーでもあるギタリストのスティーブ・スティーブンスの大ファンでもあるという筋金入りのビリーフリークである。

 古希となった今でも最前線でライブ活動を続けるビリー・アイドルの半生を描いた映画『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』は24日よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国の劇場にて順次公開される。

■坂上忍 コメント
わたしがビリー・アイドルを知ったのは、十八歳の頃だったと記憶している。
『反逆のアイドル』というタイトルが気になり、なんとなくLP盤を手にした。
何故、タイトルが気になったかというと、当時のわたしはどうしようもないぐらい反逆をしておりまして、親への反逆にはじまり、高校も入学式で反逆し、中退といいますか、早い話が入学式しか行っていないのです。
あっちに反逆、こっちに反逆。
まぁ、どうしようもない小僧でした。

で、そんな反逆小僧がビリー・アイドルの『反逆のアイドル』を聴き感化されると、今度は役者稼業に反逆とばかりにバンドを組み、プロデビューすると「Rebel yell」をカバーしてしまうという…ほんと、すみません。
とはいえ、それぐらいインパクトがあったといいますか、当時のわたしは心酔し切っていたと思います。
パンクの匂いがするロックなんだけど、どこかメロディアスでポップでもあるんですよね。
なによりスティーブ・スティーブンスのギターにヤラれちゃった感もありましたが、今おもえばかなり計算された楽曲作りだったのかなと。

ちなみにビリー・アイドルは、わたしのひと回り上のお歳なんです。
どんな方々がいらっしゃるかといいますと、明石家さんまさんにはじまり、所ジョージさん、上沼恵美子さん、江川卓さん、千代の富士さん、具志堅用高さん、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ…。
はい、天才といいますか、モンスターがめちゃめちゃ豊作だった生まれ年なんです。
是非ともロック界のモンスター、ビリー・アイドルを体感してみてください!

■永野 コメント
ビリー・アイドルについては10年以上前からずっと考えていました。
ネットで調べても情報は増えないので同じ記事ばかり目にして想像を巡らせていました。
「モニー・モニー」の映像を観て衝撃を受けたのが1987年と記憶してて、
そこから「チャームド・ライフ」までは夢中だったのに20年ぐらい距離が離れたのは、
巷にいかにもな「本物」っぽさが溢れてビリー・アイドルが冗談っぽく見えてしまったのでしょう。
でも「本物」っぽいものの嘘臭さ、つまらなさ、簡単さに気付いてしまい、
ビリー・アイドルごめんなさい!と心の中で謝罪したあの時。
それから10年間、片思いのような時間を過ごしました。

そこに来てこの映画!神様からの粋なプレゼントだと妄想しました!
ビリー・アイドルという唯一無二のキャラクターを堪能する贅沢な2時間。
業を背負う人間の凄み。無謀な夢に賭けるってカッコいいと思ってたけど、今はそれを選んだが故の喪失感があって、
今のビリー・アイドルの優しい眼差しを見ると胸に来るものがあります。
愛に溢れた素晴らしい映画です。
ビリー・アイドルは最高だ!!本物より本物だ!!
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