俳優の杏(39)が12日、東京・紀伊国屋書店新宿本店で自身のエッセイ『杏のパリ細うで繁盛記』(新潮社)&『杏のとことこパリ子連れ旅』(ポプラ社)の2冊同時刊行記念会見を開催した。14日には40歳を迎える杏が、「ようやくスタートラインに立てたような気がする」と話した。


 現在、パリと東京の二拠点生活を送っている杏が、前作から約9年ぶりとなる待望の新刊を2冊同時刊行する。『杏のパリ細うで繁盛記』では、パリ暮らしのきっかけとなった3人の子どもたちとの3回の旅を、『杏のとことこパリ子連れ旅』ではフランスと日本の二拠点生活についてつづっている。

 2016年に双子の女児を出産、そして17年には第3子となる男児を出産した杏。子どもたちの存在が30代で一番の変化だったといい「私の30代がたっぷり詰まった思い出のエッセイです。たくさんの人に読んでいただきたいと思っています」とにっこり。2冊同時に執筆したといい「ボリュームもたくさんありましたし、当時の日記を読み返したりしながらつくってまいりました」と語った。

 パリと東京の二拠点生活も4年近く経ち、「私自身はやっとスタートラインに立てたような気がしている」という杏。「何年、何十年住むのか全く予想ができないんですが、いよいよここからフランスで頑張っていきたいなって。目の先だけを見ていたものが、時間が経ってやっと視点が広がった」と明かした。

 邦画や漫画といった日本文化を挙げつつ「日本がフランスでも日々注目されているのをかなり感じているので、私自身ももっと日本について学びたいし、私がその魅力を発信していけるような立場になれたらと思っています。ニ拠点生活を通じて、2つの国ともっと密に関わっていきたいと感じるようになりました」と目標を語った。
編集部おすすめ