同作は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレインドナースをモチーフに描くバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人の主人公が、患者や医師との向き合い方に悩みながら衝突し、やがて“最強のバディ”として成長していく姿を描く。明治という激動の時代を背景に、型破りな2人のナースが看護の世界へ飛び込み、人々を守るため奔走する冒険物語となる。
佐野が演じる島田健次郎は、新しく生まれた言葉や外国語に造詣が深い人物。主人公・りんの相談相手として物語に関わっていくが、序盤は正体が見えない“謎の男”として登場する。佐野は自身の登場シーンについて「朝ドラっぽい登場の仕方で、“謎の男”っぽい入り方。何をしていて何を目指しているのか分からないまま進んでいくのが、連続テレビ小説という15分の積み重ねの中で面白い存在になると思います」と語る。
役柄については「最初はすごく根暗なキャラクターなのかなと思いながら演じていました」としつつ、「とっつきにくそうで、とっつきやすいキャラクター。自分と似ている部分もあるのかなと思いながら演じている」と印象を明かした。
朝ドラ出演が決まった際の家族の反応も印象的だったという。以前から祖母に「いつ朝ドラに出るのか」とよく言われていたといい、情報解禁と同時に祖母からビデオ通話が届いた。「泣きながら『うれしいわ』って言ってくれて。
出演決定は家族に事前に伝えず、ファンと同じタイミングで伝えたという佐野。「デビューのとき以来、こんなに家族が喜んでくれそうな仕事はなかなかないと思って黙っていた」と振り返る。グループのメンバーも喜んだといい「グループ内で(出演情報を)共有したときも喜んでくれた」とうれしそうに明かした。
役作りにも時間をかけた。撮影前から役に関係する小道具を自宅で使ったり、慣れていない下駄を履くため自分で買って夏の間は私生活でも履き続けたりしたという。「こんなに何度も台本を読み込める時間はなかなかないのでありがたかった。物語の時間経過に合わせてビジュアルや声も変えていけるのが楽しみ」と語った。
劇中ではフランス語を話す場面もあり、撮影前にはレッスンを重ねて準備したという。「すごく時間をかけて練習できたのでやりやすかった」と振り返り、登場シーンについては「自分で見たら“すっげえ無駄にかっこいいやつが登場した”ってなりました」と笑う。一方で、物語が進むにつれて島田の弱い部分も描かれるといい、「そのギャップがすごくいい」と手応えを語った。
朝ドラについては、幼い頃から祖母が毎朝欠かさず見ていた思い出があるといい「学校へ行く前、ばあばが朝ドラを見ているのが当たり前の景色だった。

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