原作は、夏川草介氏の同名小説。信州・安曇野の地方病院を舞台に、日々、究極の判断を迫られながらも懸命に働く若き医療者たちの姿を描く医療ドラマ。高齢化が進む地域医療の現場で、延命か看取りかという重い選択に向き合う医療従事者と患者、家族の葛藤を描く。安曇野の自然とともに、人がどう生き、どう最期を迎えるのかという普遍的な問いを投げかける。
今作を通して人の死と向き合った経験について問われた福本は、「(今作では)死が日常にあるということに、私は普段そこから少し遠い場所にいますが、いずれ自分にも起こること。死は逃れられないと思うので」とし、「いつか自分の家族がこうなったらという風に、自分に置き換えることもたくさんありました」と自分事と捉えた。
そして、人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)という“もしも”の時に備えて家族や医療チームと話し合うことについても言及。「わたしにできることは唯一これかなという風に思ったり、周りの家族がもし意思疎通ができなくなったらどうしよう。その前に元気なうちにでも、自分の将来について話し合うことは誰にでもできることなんじゃないかなと思って、そういうことを考えるきっかえをくれたような作品です」と語った。
また、一緒に登場した菅生新樹は“人生会議”というワードを聞いた時に衝撃を受けたという。「(人生会議は)終末期について家族と話し合う。今作で1番広まってほしい言葉だと、本当に思っています」と力を込めた。
続けて、「自分の祖母がなくなった時に、自然とそういう会議があったんですよね」と振り返り、「両親が祖母の面倒を見てくれていた時に、僕も同行していろんな体験ができたんですよね。寝たきりで何をしていいかわからない状況だったんですよね」とぽつり。「これでいいのかみたいなのを、その時に思っていたんですよね。その時に、父と母と会議に一緒に参加したことがありました。その経験がすごく大事だったなと改めて思ったので、人生会議という言葉が1人でも多くの方に認知していただいて、自分のこともですけど、両親や周りの方々に対してどうするかということを、向き合ってくれたらいいなと思っています」と期待を寄せた。

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