夏場行われる衣服の軽装キャンペーン「クール・ビズ」が叫ばれるようになり早10年以上が経過しています。
しかしサラリーマンにとってのスーツは制服であり正装。
議論では「無理して長袖とかダサすぎ」という意見が先制パンチ。続き長袖支持者が来るかと思いきや、思わぬ伏兵「七分丈支持者」が登場しますがさらりと流され、半袖支持者と長袖支持者が熱い意見を激突させていました。
長袖派の人にとっては「長袖にもなりまくれば半袖にもなる長袖最強」「半袖シャツはダサい」「袖まくりはおしゃれ」という見た目中心で主張する声が多数。 半袖派からは「袖をまくっても長袖は暑い」「ダサいとか言ってられないくらい暑い」「いい年こいて袖まくりとか逆にダサい」と利便性を重視する意見含め反論。
ちなみにこの長袖Yシャツと半袖Yシャツの着こなしについて、いくつかのビジネスマナーサイトを覗いてみたところ、「取引先の前では長袖Yシャツが夏場でも礼儀」とどれも紹介していました。そもそも半袖Yシャツはクール・ビズを意識しているものですから、ノージャケット、ノーネクタイが基本とのこと。さらに取引先など重要な場面では長袖Yシャツにネクタイ、ジャケットが正式とも紹介していました。
どうやら半袖Yシャツは社内や親しい相手向け、長袖Yシャツは初対面の相手や正式な場面向けという風にビジネスマナーでは考えられているようです。 筆者はスーツを着ないサラリーマンですので、スーツ着用の営業さんなんかを見ると「夏場なのに大変だなぁ」といつもぼんやり眺めています。
(文:HideI)