
漫画ファンとして、こんなに物語の世界と地続きになったライブ感を味わうことができるなんて──。
公開中の映画『シン・ゴジラ』。漫画家の島本和彦さんはこれを観賞し、半自叙伝漫画『アオイホノオ』の中で庵野秀明さんに嫉妬するという構図を現実世界でもリアルにツイート。さらに8月15日には発声可能上映会まで決行するという事態に発展させています。
そんな島本さんが『らんま1/2』『犬夜叉』『うる星やつら』などで知られる高橋留美子先生が『シン・ゴジラ』にハマってるという情報をTwitterでリークし話題になっています。
島本さんと庵野さんは大阪芸術大学での同級生。『アオイホノオ』に庵野さんは実名で登場し、それほど島本さんにとって影響力があったことが窺えます。また、『新世紀エヴァンゲリオン』で一躍現代のオタクの神様に祭り上げられた庵野さんに嫉妬していることは有名。もはや持ちネタの一つとなっています。
そんな『アオイホノオ』の主人公である焔も憧れているという高橋留美子先生が『シン・ゴジラ』にハマってしまい、先日ビッグサイトにて行われた『コミックマーケット90』で島本さんが頒布した『シン・ゴジラ』の同人誌『アンノ対ホノオ』を購入したいそうです。勿論定価でだとか?
これに対して「ふふ、高橋留美子‼︎……「アンノ対ホノオ」読ませてやろう‼︎‼︎」と意気込む島本さん。ファンたちは「いいぞもっとやれ」「やばい、漫画の世界がリアルに降臨」と楽しみながら『シン・ゴジラ』フィーバーの行末を見守っているようです。
この『アンノ対ホノオ』は小学館が運営する「サンデーうぇぶり」にて8ページだけ立ち読みすることができるため、気になった人はチェックしてみてくださいね!
※初出時「購入した」と記載していましたが「購入したい」が正しくでした。訂正しお詫びいたします。
(文:大路実歩子)
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