iOS11の「緊急SOS」で一命をとりとめた事例が話題

 さらに『メディカルID』で家族等の緊急連絡先を指定しておくと救急などに緊急通報した後、特にキャンセルするように選択しない限り、iPhoneは指定の緊急連絡先にテキストメッセージで通知します。緊急連絡先には、iPhoneの現在地、SOSモードに入ってからの経過時間などが送信され、現在地が変わったらそのつど最新情報が届きます。


■メディカルIDの登録


 メディカルIDには身長、体重、アレルギーや服薬している内容などの登録が行えるようになっていますが、一緒に緊急連絡先の設定も行えます。


以下がその手順。


1.ヘルスケア App を開いて、「メディカル ID」タブをタップします。2.「編集」をタップして、「緊急連絡先」までスクロールします。3.緑のプラスアイコン をタップして、緊急連絡先を追加します。4.連絡先をタップし、間柄を追加します。5.「完了」をタップし、変更内容を保存します。(Apple 「iPhone で緊急 SOS を使う」より引用)


 看護師である筆者としては救急搬送されてきた全く情報のない人を診察するときに大変参考になるのでこのメディカルIDは一通り埋めておいてもらえると凄く助かります。配偶者や同居している人がいなくても、親やきょうだい、子どもや近しい人などに連絡できるとそこから患者さんの情報を得る事ができるため、医療者側としては大変助かります。


 また、病歴や服薬内容、通院先などの情報もあると診察がスムーズに行えるため既往歴がある人は「病気/けがについて」「医療メモ」の項目にこれらの内容を入力してもらえると大変助かります。特に単独行動が多い人や普段から一人で生活している人は同行者からの情報がない事が多いのでこれらの情報が診察に大変役立ちます。またかかりつけの病医院がない人、特に大きな病気をしたことがない人はその旨記載してもらえるとこれも診察の一助となります。

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