赤塚不二夫原作「天才バカボン」が、「深夜!天才バカボン」として2018年7月からテレビアニメとして放送されることが決定した。
「天才バカボン」は、2017年に誕生50周年を迎え、本年は赤塚不二夫没後10年。
原作となる「天才バカボン」は、『20世紀最強のギャグ漫画』と謳われた赤塚不二夫の代表作。バカボン一家を中心としたホームコメディからナンセンスギャグ、実験的な手法で一世を風靡し、主人公であるパパの「これでいいのだ!」というフレーズはあまりにも有名。
解禁されたティザービジュアルに描かれているのは、誰もが知る主要キャラクターの7名だが、目にモザイクをかけられており何やら意味深。
そしてキャストは、主人公となる“パパ”役に今回が初のアニメ作品主演となる個性俳優の古田新太が決定。「熱愛する赤塚先生の大傑作「天才バカボン」の大ヒーロー、”パパ”をやらせていただく喜びとプレッシャー。『私のパパはそんなんじゃない!!』という苦情は一切受け付けません。」と、コメントを寄せている。
パパの息子でのんびり屋さんの“バカボン”を入野自由、美人な“ママ”に日高のり子、天才赤ちゃんの“ハジメ”を野中藍が演じ、「おでかけですか、レレレのレー?」が印象的な“レレレのおじさん”役を石田彰、やたらとピストルを撃ちまくる町の警官、“本官”役に森川智之、ウナギとイヌの奇跡の愛の結晶で唯一の常識を持ち合せる“ウナギイヌ”役に櫻井孝宏が決定。
なお、テレビアニメの監督と脚本を務めるのは、映画「ぱいかじ南海作戦(2012年公開)」や映画「オケ老人!(2016年)」の脚本・監督をはじめとして、テレビアニメ「しろくまカフェ」のシリーズ構成なども手掛ける稀代の脚本・演出家、細川徹。 本作がテレビアニメ監督初挑戦となる。
「深夜!天才バカボン」テレビアニメ放送決定を記念して、赤塚不二夫と縁(ゆかり)の深い大人気漫画家陣による、お祝い描き下ろしイラストも公開された。
▼監督・構成 : 細川 徹さん コメント(全文)今回の「深夜!天才バカボン」は、「天才バカボン」5回目のアニメ化になるわけですが、深夜ということで、今までのアニメでできなかった原作に近い自由で過激なバカボンにしたいと思っています。毒のあることをいいながらも、かわいげがある今回のパパ役には古田新太さんしかいないということで、古田さんにお願いしました。脚本や絵もスタッフ一同、どこか遊びながら作る作品だと思うので、古田さんも自由に暴れていただきたいと思っています。
▼パパ役 : 古田 新太さん コメント熱愛する赤塚先生の大傑作「天才バカボン」の大ヒーロー、”パパ”をやらせていただく喜びとプレッシャー。「私のパパはそんなんじゃない!!」という苦情は一切受け付けません。
■TVアニメ「深夜!天才バカボン」作品情報■2018年 7月 TVアニメ放送開始!番組名:「深夜!天才バカボン」<STAFF>原作:赤塚不二夫監督・構成 :細川 徹副監督 :山本 天志キャラクターデザイン:和田 高明音楽制作 :エイベックス・ピクチャーズ音響監督 :菊田 浩巳アニメーション制作 :studioぴえろ+<CAST>パパ :古田 新太バカボン :入野 自由ママ :日高 のり子(※高ははしごだか)ハジメ :野中 藍本官 :森川 智之レレレのおじさん :石田 彰ウナギイヌ :櫻井 孝宏公式サイト: http://shinya-bakabon.com 公式ツイッター: @shinya_bakabon
画像提供・エイベックス・ピクチャーズ株式会社(C)赤塚不二夫/深夜!天才バカボン製作委員会