やはりハムとアボカドの相性は抜群、ということでしょうか?
Xユーザーの「いむまゆ」さんが投稿した、ジャンガリアンハムスターの女の子「うに」ちゃんとの微笑ましいひとときが、Xで話題です。
動画の中で、テーブルの上に置いたアボカドの編みぐるみを手にするいむまゆさん。

上部をぱかりと開いて2つに割ると、中に詰まっていたのは種……ではなくうにちゃんです。

本来であれば種が収まっているべきくぼみに、まるっとしたうにちゃんの全身がすっぽり。
遠目には少し色の違う種にしか見えないほど、ジャストフィットしています。
実はこの編みぐるみは、いむまゆさんが手がけたハムスターの撮影用小道具。ジャストフィットも納得です。
こうした小道具をいくつも手がけてきたいむまゆさんは、うにちゃんを飼っていた当時、日常のさまざまなものを「これハムちゃん用に編んだらどうなるかな?」とハムスターに繋げるクセがあったそう。
そしてこのアボカドも、こうしたクセがきっかけとなって生まれた作品。

あるとき購入したアボカドを切ったところ、種がハムスターに見えてしまい、着想したとのことです。
作品を作るうえでいむまゆさんがこだわったのが、アボカドのサイズ感だそう。
ハムスターに合わせて存在しないアボカドを作るのではなく、あくまで現実に即したサイズ感のアボカドにしたかったいむまゆさん。
調べるにつれてアボカドは日ごろスーパーで目にする以外にもさまざまなサイズの種類があるとわかったため「どれだけ大きく編んでも不自然じゃないんだ!と安心して編み始めました」と話します。

「最初に穴の部分を編み、うにちゃんに入ってもらって調整し、頭の中でシミュレーションしながら、何度も編んでは解きを繰り返して完成しました」(いむまゆさん)
動画を見てみると、自分のためのアボカドだとわかっているからか、うにちゃんはとても行儀よくくぼみにハマっています。
いむまゆさんによれば、うにちゃんはこのアボカドに限らず、撮影に協力的なハムちゃん。キャベツなどの野菜を与えるだけで、大人しくしてくれていたそう。
もちろん乗り気でなさそうなときは撮影は中止し、自由に過ごさせていたとのことです。
そんなうにちゃんは2年ほど前にお空へ。きっと向こうでも楽しく過ごしていることでしょうが、いむまゆさんの編みぐるみがないことだけは、少し淋しく思っているかもしれませんね。
60g超の頃のうにちゃん
立派な種ですね#かぎ針編み #アボカド pic.twitter.com/RioQMcTXh3
— いむまゆ (@imumayu_ya) August 5, 2025
〈記事化協力〉
「いむまゆ」さん(@imumayu_ya)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025081001.html